2011年 08月 06日
偶然です!?
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Presumed Hybrid caridris sandipiper. Dunlin X Long-toed stint?

画像は一昨年に千葉県で撮影したハマシギ×ヒバリシギか?と思われる雑種シギ。どういうわけか近年似たような特徴を持つシギが各地でポツポツと観察されている。ざっと今憶えているところを挙げると北海道1例、千葉県2例、三重県2例、沖縄県2例といったところか(まだあったかも?)。これら全てが同じ組み合わせの雑種という確たる証拠はないのだが、しかし大きさ、形、足の色など基本的な特徴がおおよそ共通していること、細部の特徴に多少のバラツキはあって当然であること、シギチの雑種自体が本来はかなり稀であることなどを考えると、やはり同一の組み合わせの雑種である可能性はかなりあるように思う。これらは幼羽か第1回冬羽、成鳥冬羽だが、ところがつい先日、石川県のあの(笑)有名掲示板についに夏羽個体の画像が出ていてびっくり仰天。思わず書き込みをしてしまった。

ただその中で、万が一誤解した人がいては困るので一つ補足。「羽色にハマシギ夏羽の特徴がさほど明確には出ていないので、ハマシギ×ヒバリシギと断定まではしなかった」とか、「雑種の両親を特定するのはなかなか難しく、前例も少ないので見解がバラけるのは無理もないと思う」というようなことを書いたのだが、もちろんこれはあくまで「この組み合わせの雑種で間違いないかどうか」という話であって、「ヒバリシギかどうか」というのは私は初めから全く問題にしていない。一見して「該当種なし!」とわかるこの手の個体の風貌は、ある程度シギチをよく見ている観察者には衝撃的。今回実際に観察された方々もかなりびっくり仰天されたようだ。掲示板はすでに通常営業(笑)に戻っているので、内容を確認しておきたい方はお早めに。 http://www.daikando.com/nature/
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by ujimichi | 2011-08-06 16:05 | シギチ


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