画像は昨年撮影のチュウジシギ。
チュウジシギ
ところでこのエントリは一応ジシギのカテゴリにしたが、これはジシギに限らずの話。識別に関してなにやら一家言持ってます的なことを言う、あるいは時には批判や説教じみたことも言う、ところがその割になぜか当人が自分で観察・識別した具体的な事例を提示することはあまりしない―という感じの人が稀にいるのだが、私は以前からこういう人の言うことには申し訳ないのだがどうしてもあまり真面目に耳を傾ける気になれない。まあ頭から疑いの目で見る気はないとしても、少なくともそれではその人が日頃どういった観察をしていて、どの程度の観察力の持ち主なのか、といったことを客観的に判断する材料がないことは確かだからだ。例えば自分なりに識別した一定量の画像なりをネットなどで公開するということは、ある意味自らの実力の程を人目に晒すことになるので、誰にとっても多少は勇気がいることだが、たとえその中に少々の間違いがあったとしても、とにもかくにもそれをやっている人とはある程度安心して話をすることができる気がするし、また結果的にそれが大変実のある話に結びつくこともある。そんなわけで今この時代に識別に関して何か言おうとするのならば、それくらいのことはまずは名刺代わりとしてぜひともやってみてはどうだろうかとよく思う。