ロサンゼルスの画像からクロワカモメ。クロワカモメ成鳥は虹彩が淡色できつい顔つきに見えるのも特徴の一つ。とはいえ実は虹彩にも多少はバリエーションがある。この日のわずか数十羽の短時間の観察でも以下のような個体を見ることができた。
クロワカモメ Larus delawarensis 虹彩が淡色だが瞳孔の下に黒点が入っている個体。
クロワカモメ Larus delawarensis虹彩に細かい斑紋が無数にあり、全体にやや暗色に見える個体。
クロワカモメ Larus delawarensisこの2つの画像は同一個体。虹彩が真っ黒の個体と思ったが、反対側を向いたらなんと淡色なので驚いた。左右の虹彩色が異なる個体はカナダカモメでも観察したことがあるが、それにしてもこの個体はかなり極端。
なお参考に以前ウミネコの虹彩のバリエーションを取り上げたエントリは
こちら。