2005年 10月 24日
嗅覚
数年前に煙草をやめてからというもの、明らかに嗅覚が蘇っている。というか、むしろ喫煙時代以前より心なしか鋭くなったような気すらする。今年は夏にジシギ探しに行った時、目的地駅のホームに下りた瞬間に田んぼの匂いがしてびっくりしたりした。駅周辺は市街化していて田んぼ自体は見えないのだが、それでもその辺り一帯は稲の香りに包まれているらしい。

今日は都内の画材屋で買物。リキテックスのマースブラックを60mlで買うか120mlで買うか、筆を1本買うか2本買うか、なんていうどうでもいいことで結構悩んだりするのだが、まあたまには色々画材を見るのも楽しい。そして実は画材屋で漂ってくるキャンバスや紙的な匂いも何となく好きだったりする。で、いろいろ必要そうなものを買ったあと、帰りに駅のホームに着いたら今度は立ち食いそばのダシの効いた香りがフゥ~っと強烈に漂ってきてしまい、しばし考えた挙句、思わず入ってしまった。

そんなに田舎に住んでいるわけでもないのだが、都内へ出て帰って来ると、自宅近辺の方がやっぱり空気がいいことに気付く。明らかに街中とは違う、植物系の匂いを多く含んでいるのがわかる。今日は落ち葉と熟した柿の匂いが混じったような風がふわっと漂ってきた。

それにしても、嗅覚というのはとりあえずこれくらいが丁度いいと思う。たまにテレビなどで警察犬を見ていて思うのだが、もし人間があれほど鼻が利いたら、まあ便利かもしれないがそれよりかえって色々辛いのではないかと思う。
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by ujimichi | 2005-10-24 22:03 | いろいろ


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