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2009年 06月 19日
深山早苗
天気がよさそうなのでサナエポイントを覗きに。オナガサナエの羽化殻があちこちにあるが、やはり時間的に遅かったようで“中身”は見当たらない。まあ今日はダメかなーとふと足元を見たらミヤマサナエのヤゴが上陸していた。わかってはいても微動だにしないのでほんとに生きてるのか?という感じだが、10分ほど目を離した隙になんと姿が消えていた・・・。はてこれはハクセキレイにでも食われたか?それとも羽化をやめて水へ戻ったか?と思ったが、よく見たらなんのことはない10センチほど右の草にしがみついていた。その後9時半に背中が割れ始め、10時10分頃飛び立っていった。その後いつの間にかすぐ近くでもう一個体羽化していた。

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ミヤマサナエ
羽化寸前のヤゴ。まるで作り物のように動かないが、その後ぴくんぴくんと波打つような動作が何度かあって、背中が割れ始めた。

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ミヤマサナエ
上半身が出てきたところ。ところでこの形、なんかに似てるよなー・・・としばらく考えてあっと気がついた。そう、これだ!

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ミヤマサナエ

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羽化殻 左からオナガサナエ、ミヤマサナエ、オジロサナエ
オジロサナエはミヤマサナエを撮影中にすぐ横に羽化殻があるのに気がついた。ここで見るのは初めて。渓流で産卵する種なので、ここだとたぶん数十キロも流下してきて羽化したことになる。水の力とはいえよくぞまあここまで、という感じ。
by ujimichi | 2009-06-19 16:49 | トンボ


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