カテゴリ:カモ( 79 )

2014年 12月 17日
ホシハジロの虹彩
昨日書いた、アカハジロ風雑種の虹彩に黄色味がある件について少し追記。以前から薄々気になっていることだが、実はホシハジロの虹彩は必ずしも赤一色ではなく、至近距離で見ると瞳孔の周囲がリング状に黄色く見えることが多く、その幅に個体差がかなりある。このことを踏まえると、虹彩が白色のアカハジロとの交雑で虹彩が黄白色になる素地はもしかしたら十分あるのかも?という気がしている。

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ホシハジロ Athya ferina

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Presumed Baer's Pochard Athya baeri×Common Pochard A.ferina (x Baer's Pochard?)

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by Ujimichi | 2014-12-17 18:09 | カモ

2014年 12月 16日
アカハジロ風雑種
最近都内で見つかったアカハジロ風のカモを昨日見てきた。この個体は確かに一見するとアカハジロ♂によく似ているが、脇一面に細かい虫食い斑があり、アカハジロの特徴の脇の最前部の白い食い込みが不明瞭なことなどから明らかに雑種。頭側には一部ホシハジロを思わせる赤味を帯びた羽毛があり、また翼帯についてもアカハジロ♂にしては初列風切がかなり灰褐色を帯びているのが確認できた。とはいえ全体にかなりアカハジロ寄りの特徴が強いので、戻し交雑の可能性もかなりあると思うが、いずれにしてもホシハジロが関わった雑種と考えるのが妥当と思う。

ただしアカハジロ×ホシハジロとすると多少不思議に感じるのは、虹彩がかなり黄色みがかっていることで、また過去に都内及び埼玉県で見たアカハジロ♂は全て虹彩が白色だった(といっても5個体以下)ことから、アカハジロ×キンクロハジロ等の可能性も少し考えた。しかしながら他に特に明確なキンクロハジロ等の特徴が見られないことと、”Wildfowl”や”Birds of East Asia"といった海外の図鑑に、アカハジロで虹彩に黄色味がある個体もいるような記述があることなどからは、やはり虹彩の黄色味はキンクロハジロ等との交雑とは無関係と見た方が全体として辻褄が合いそうに思える。いずれにしてもこの個体のように片親(―今回はアカハジロ)の特徴が強く出ている雑種については、もう片親の推定がより難しいのは確かなので、この辺りについては今後も折を見て考えていきたいと思う。なおアカハジロ×ホシハジロについては、今回の個体より両種のちょうど中間的な特徴が出たものを過去に複数観察した経験があり、いずれも虹彩は白と赤が混じってちょうど充血した人の目ように見えたが、今回の個体はアカハジロ寄りの個体のためかそのような赤味は見られなかった。

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Presumed Baer's Pochard Athya baeri×Common Pochard A.ferina (x Baer's Pochard?)

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Presumed Baer's Pochard Athya baeri×Common Pochard A.ferina (x Baer's Pochard ?)
アカハジロの特徴の脇の最前部の白い食い込み部分は虫食い斑に覆われて灰色に見える。

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Presumed Baer's Pochard Athya baeri×Common Pochard A.ferina (x Baer's Pochard ?)
脇は日陰で見ると灰色味が強く、より雑種らしい印象に見えた。

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Presumed Baer's Pochard Athya baeri×Common Pochard A.ferina (x Baer's Pochard ?)
光線状態により頭側に赤味が見える。

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Presumed Baer's Pochard Athya baeri×Common Pochard A.ferina (x Baer's Pochard ?)
翼帯は次列風切では白いが、初列風切では灰褐色がかっていて白味が弱い。


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by Ujimichi | 2014-12-16 19:11 | カモ

2013年 12月 17日
強風
昨日は海の方でうろうろしてみたけど、まともに風上を向くと一瞬息が止まりそうになるほどの強風で落ち着いて観察できず。波で激しく上下に動く遠すぎるクロガモと、激しく左右に動くスコープ、シャラ~ッと音を立てて襲ってくる砂嵐の三重苦でなかなか疲れた…。

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ミヤコドリ

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クロガモ

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by Ujimichi | 2013-12-17 09:16 | カモ

2013年 12月 05日
雑種雄成鳥
引き続き月曜の画像から、アメリカヒドリ×ヒドリガモ雄成鳥。

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Anas penelope X Anas americana

ところでヒドリガモというと、こうしたアメリカヒドリとの交雑がとにかく多いというイメージがあるが、しかしよく考えるとこれは従来日本やヨーロッパなど分布の両端部の情報量が多いからという側面も確かにあって、アメリカヒドリとの接触が起こりにくいユーラシアの中央部も含めて全体像を考えると、また少し違った姿が見えてきそうな気もする。


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by Ujimichi | 2013-12-05 22:19 | カモ

2013年 12月 04日
雑種雌幼鳥
月曜日の画像から、一見かなりアメリカヒドリに見えた雌幼鳥。何百というヒドリガモの中でもこの個体は確かに突出して目立っていて、肉眼で見つけて「おっ!」と思わず立ち止まったほど。しかしよく見るといくつかマイナスポイントがあり、やっぱり雑種かなぁと思いつつ撮影。その後何度目かの飛び上がりで腋羽が撮れたが、これがかなりヒドリ的なのでやはり雑種と見てよさそう。それにしても雑種の雌幼鳥なんて渋すぎる。 

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Presumed Anas penelope X Anas americana

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by Ujimichi | 2013-12-04 17:33 | カモ

2013年 11月 21日
オカヨシガモ
先日の画像からオカヨシガモ♂

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オカヨシガモ Anas strepera 

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by Ujimichi | 2013-11-21 17:03 | カモ

2013年 11月 07日
ホシハジロ♀
一昨日の画像からホシハジロ♀。

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ホシハジロ Aythya ferina

ところでよく考えると私はこれまでコスズガモは何度となく自力で発見しているが、反面オオホシハジロの自力発見は今のところ一度もない。両種とも似たような環境で見られる可能性はあるはずなので、そう考えるといかにオオホシハジロの渡来数が少ないかということなのだろう。もちろん常に気をつけてはいるのだが、この日も相変わらず普通にホシハジロばかりだった。
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by Ujimichi | 2013-11-07 17:26 | カモ

2013年 11月 05日
コ○○ガモを探せ!
いよいよ11月に入ったので、さっそくコ○○ガモ探しに行ってきた。といっても今日の場所はこの物凄いスズガモの数なので、いくら識別に自信があっても単純に見きれないのはどうしょうもない。

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それでもできる限りスコープで舐めるようにスキャンを繰り返してみたが、やっぱりそうそう見つかるものではない。さすがに集中力が切れかかり、目もチカチカ、ショボショボしてきた。でもあともう少しだけ頑張って奥の方を見てみよう、とスコープを少し動かしたその瞬間!とうとうコ○○ガモを発見!!

続き>>
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by Ujimichi | 2013-11-05 22:11 | カモ

2013年 06月 09日
旨い?
昨日撮影のカルガモ♀×(カルガモ×マガモ※)♂と思われる雛。6羽のうち1羽が立ち止まってモゾモゾやっているので何かと思えばアメリカザリガニを咥えていた。
※アヒルorアイガモ?

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▼下は別場所のカルガモ親子。

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by Ujimichi | 2013-06-09 14:10 | カモ

2013年 03月 15日
ヘン鴨コンビ
今日の画像。1.5種の、しかも女子会というなかなかの珍場面。

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by Ujimichi | 2013-03-15 22:38 | カモ