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2007年 12月 31日
過去画像から
この冬はカモメをあまり見にいけていないので、HDD内の過去画像から2001年11月7日に撮ったモンゴルカモメ第一回冬羽。当時はクールピクス800の押し当てで撮っていたので画質はかなりよくないが、レタッチで格好が付きそうなカットを改めていくつか拾ってみた。(今年最後のエントリが何でこれなのか我ながら良くわからない気がするけど^^;)

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11月7日でここまで磨耗・退色が進んで白くなった個体というのは、モンゴルカモメの本場韓国西海岸の画像ではよく見かけるが、日本、特に東日本ではなかなか見る機会がない。セグロカモメはこの時期パリっと新鮮な幼羽か、もしくは肩羽が多少換羽している程度なので、いきなり降りてきて水浴びを始めたこの個体を見つけた時の印象は強烈だった。普段セグロカモメをよく見ている人がこんな個体に会ったら「おーっ!」と思う筈だ。

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同じ個体。体色が白くて嘴が黒く、脚や翼が長めなせいなか、私はよくハシブトアジサシ冬羽を連想してしまう。この後飛んでいく姿も体長の割に翼が長くて、セグロカモメ・オオセグロカモメの群中では結構異質な印象を受けた。

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尾羽



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同日撮影のセグロカモメ。先日UPした12月22日のセグロカモメも参考にどうぞ。
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by ujimichi | 2007-12-31 06:41 | カモメ

2007年 12月 30日
アオシギ消えた・・・
昨日のアオシギを晴天で、というわけで再度挑戦。水際から離れて休んでいる可能性も考えて結構念入りにチェックしたつもりなのだが、結局影も形もなかった。残念。というわけで昨日の画像から一枚。

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これこそどこぞのお役人に言わせれば、「太りすぎたシギ ほとんど飛べません!」 てとこかな(笑)。まあ言うまでもなく実際は餌付けとは縁もゆかりもない鳥だし、軽々と飛んでたけど。
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by ujimichi | 2007-12-30 23:15 | ジシギ

2007年 12月 29日
アオシギ
うつらうつらしていたら電話が鳴った。県内某所に出かけていた父が川でアオシギを見つけたらしい。というわけで飛び起きて午後から見てきたが、有名な某公園の湿地と異なり、久々に本来の生息環境で見られて新鮮だった。


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by ujimichi | 2007-12-29 19:17 | ジシギ

2007年 12月 28日
Juv‐1w
気分転換に22日に撮影のカモメ画像でも。

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全てセグロカモメ(vegae) 幼羽/第一回冬羽 2007.12.7 千葉県銚子市
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by ujimichi | 2007-12-28 21:34 | カモメ

2007年 12月 27日
一区切りつけるが・・・
今回の「メタボガモ騒動」では、正直なところ役所やマスコミのあまりのレベルの低さには呆れ果てた。鳥に対して知識がないのは仕方ないとしても、それならそれで多方面に意見を聞いてからもう少し慎重に取り組んではどうかと思う。まして、都市伝説を役所が率先して全国に広めるなどは到底信じがたいような暴挙だ。あの馬鹿げた偏向報道が一斉に始まった頃、web上もその報道を鵜呑みにした一般のブロガーが溢れていて心底うんざりしたが、それでもその後きちんと疑問を呈する人もチラホラ現れたし、読売新聞の例の記事も出て、一時期の最悪の状態から比べると少しは落ち着きを取り戻している。

私自身もこの騒動のおかげで自分の用事がかなり滞っているし、それなりに言いたいことは言わせてもらったし、餌付けの復権が目的というわけでもないので、不満は多々あるもののこのブログでこの問題を取り上げるのはこの辺で一区切りつけたいと思っている。このブログを見て私と同じような疑問を感じ、それぞれの立場で何らかの行動を起こして頂いた皆様には大変感謝しています。本当にありがとうございました。m(__)m

しかしながら、当初の報道が撒き散らした害毒は無残なまでに一般人の頭に浸透していて決してなくなることはないだろうし、私も子供の頃から慣れ親しんだ不忍池は、一般に誤った知識を植え付ける醜悪な貼紙が嫌でも目に入る不愉快な場所になってしまった。東京都環境局や上野恩賜公園管理所も、依然外部からの正当な指摘を真摯に受け止める気配はないようだ。そして誤った認識のまま、この手の騒動が今後東京発で地方に波及していく恐れもまだまだ大きいと思う。というわけで、全国の鳥関係者、ジャーナリストなどで、こうした問題(これは無論“餌付け問題”以前の、役所やマスコミの自然および自身の仕事に対する見識の低さ等の問題だと思うのだが)について志のある方がいたら、今後こんな馬鹿なことがまかり通らぬよう、それぞれの立場で何かできそうなことがあればぜひとも取り組んでみてほしいと願っている。
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by ujimichi | 2007-12-27 01:15 | 餌やり規制問題について

2007年 12月 25日
禁止!?
“エサやり防止キャンペーン”問題に関してはテクノラティやYahoo!などでブログ検索をして随時状況を把握するようにしているのだが、今日出てきたブログでは不忍池に最近出たらしい貼紙(上野恩賜公園管理所・弁天堂の名前になっている)の画像があり、呆れたことにその貼紙のタイトルが「エサやり禁止」となっている。私がこれまで現地で見たのは「お願い」というタイトルのもので、禁止の文字はなかったのだが、ひょっとして、「防止と言いながら禁止ではないか」と私などが批判したものだから、「じゃあ禁止にすればいいんだろ」というわけでますますムキになっているのだろうか?中身を見ると、カモが餌付けによって「飛べなくなる」とまで言うのはさすがに批判が集中したせいか、それとなくうやむやにして引っ込めたようだが、その代わりに「行動が鈍くなり、猫などに襲われやすくなって、命を落として北へ帰れなくなる」というつまらぬ言い換えで切り抜けようとしているようだ。

そもそも、頸を縮めているだけのカモを相変わらず「太ったカモ」と説明するのは、鳥に対する無知をさらすだけだしみっともないので止めた方がよい。ユリカモメを「エサ取りが凶暴」などと馬鹿げた主観で決め付ける言い方もいい加減にしてもらいたい(「本来河口付近に生息するユリカモメ」との記述も誤り)。猛スピードで走り抜けた自転車によりカモがショック死したとされる事例は、そもそも自転車側の無謀運転をなぜ問題にしないのか不思議でならない(―わざとカモの群に突っ込む人がいるとも聞いているのだが?)。「カモを狙う猫」などという図は餌付けの有無に関係なく自然界でも元々ありうることだ(というかそもそもこれは「カモの餌付け問題」ではなく「野良猫問題」として捉えるべきだろう)。そして、もしそこまでして本気でカモの身を心配するのならば(してないだろうけど)、このキャンペーンのおかげでエサがもらえず郊外へ放浪し、猟場で射殺される心配も同時にしてみてはどうか。もはや引っ込みがつかなくなって意地になっているようにしか見えないのだが、こんなことをやればやるほど、公園の禁止事項なんて従うだけ馬鹿らしいと思う人が増えてしまうのではないかと思う。

ところで、先日の読売新聞の記事は、それまでの東京都環境局の言い分をただ垂れ流す報道とは明らかに異なり大いに評価できると思うのだが、しかし、「野生動物への餌付け禁止の意義を否定する専門家はいない」との一文は何をどう取材した結果なのかわからないが、書き方としては疑問がある。確かに、一般論として「野生動物の餌付けをどう思いますか?」という聞き方をすれば、「よいことではない」とほとんどの専門家は答えるだろうと思うのだが、何でもかんでも一律に禁止することに全ての専門家が賛成するものかどうかはまた別の話なのではと思う。(というかそもそもどの範囲を「専門家」というのか自体もよくわからないのだが・・・)

前も書いたが、世の中というのは時として、極端から極端へと、唖然とするような勢いで暴走する。「“ほどほど”ということがなぜできないのだろう?」というのは、むしろ以前は驚くほど大量のエサを撒く人に対して思っていたことなのだが、現在では訳のわからぬ理屈で強行に餌付けを禁止しようとする東京都環境局や上野恩賜公園管理所に対して強く思うようになった。私も撒かれるエサの量が従来より減ることは別に悪いことではないと思うが、いずれにしろ私にとってあの子供騙しの見本のような貼紙が不愉快極まりないものであることに変わりはない。

追記:いまだに例えば地方のハクチョウなどの餌付け論議などに際して、「餌付け禁止に賛成です。東京ではカモが渡れなくなってるらしいし―」などといった具合に、東京都環境局が全国に撒き散らした誤情報が引き合いに出されていることがあるようだ。こうしたことはそう簡単には元には戻らないし、今後もこうしてあちこちで議論を歪めてしまう恐れが大きい。こんなことは餌付けの善し悪し以前の問題であり、加担した人たちは責任を感じてもらいたい。
 
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by ujimichi | 2007-12-25 20:00 | 餌やり規制問題について

2007年 12月 24日
北海道の事例
a0044783_13445912.jpg北海道の濤沸湖白鳥公園でのカモの状況がこちらのブログに書かれている。
http://www.jinendo.net/2007/12/post_148.html

地元オホーツク及び全国各地での非常に豊富な野鳥観察経験をお持ちで、現在はオホーツクの自然ガイドとして活躍されている方による情報なので、大変参考になると思う。

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by ujimichi | 2007-12-24 13:34 | 餌やり規制問題について

2007年 12月 23日
提案2
読売新聞に「上野公園の“メタボ鴨”、北へ帰れる?…専門家の間で議論」という記事が掲載された。これまでの「エサやりによりカモが太って北へ帰れなくなる」という東京都環境局の主張に対し、専門家の多くが懐疑的であるといった内容で、ともかくやっと少しはまともな方向へ風向きが変わりつつあるのかな?と思えるものだった。

今後どう展開するのかはわからないが、とりあえずここでは、カモの餌付けについて私の今現在の個人的な意見を書いておきたい。私は不忍池のカモの餌付けに関してもし一般に対して何か呼びかけるとしても―

「カモは本来人間がエサを与えなくても生きていける野鳥です。自然環境保全のため、エサやりは控えめにお願いします。」

―という程度で良いのではないか?と思っている。つまり、「エサをやるとこんな大変なことが起こる!」といった根拠のない脅しではなく、「本来はエサをやらなくても生きていけるんですよ」というもっと冷静かつ前向きなメッセージを発信してはどうだろうか。 (ただし、現在自然界に十分なエサがあると言ってよいものかどうかについても私には詳しくはわからないのだが・・・。)

東京都内には、葛西臨海公園鳥類園、東京港野鳥公園など、カモへのエサやりが禁止?というよりそもそも物理的に不可能で、自然本来の生態系を復元・保全していくことを最優先にしている場所があり、そういうところはもちろんそのまま維持していけばよいと思うのだが、その一方で不忍池のように、光学機器を使わずとも誰でも手軽に鳥の姿と接することのできる場所というのも少しはあってよいのではないかと思う。つまり、どこもかしこもエサやりだらけになることももちろん良くないと思うのだが、逆にどこへ行ってもエサやりが犯罪の如く糾弾されるようになるのも、私は決してよいことのようには思えない。何か深刻な問題があるという本当に確かな情報があればもちろん話は別なのだが、そうでない限り、都市公園でのカモへのエサやりというのは、あたかも「やらねばならない慈善活動」であるかのように過剰に行われるものではなく、あくまで「ささやかなレクリエーション」という程度の意識・規模のものであれば、私は殊更目くじらを立てて禁止する必要はないのではないかと思っている。

以上はあくまで今現在の私の個人的意見だが、いずれにしろ今回の“エサやり防止キャンペーン”に関して一番いかんと思うのは、「餌付けをどう考えるか?」という議論の多い問題について、幅広い様々な立場の人の意見が事前に集約されることなく、役所が考えた奇想天外な理由の数々を盾に、“防止”の名を冠した事実上の「禁止キャンペーン」がいきなり展開されてしまったことだ。東京都環境局はこうした拙速なやり方を反省し、とにもかくにもまずは多くの人の声を真摯に聞いた上で、今後の対応を慎重に考え直していただきたいと思う。
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by ujimichi | 2007-12-23 00:08 | 餌やり規制問題について

2007年 12月 19日
提案
昨日、このブログを見て東京都に質問状を出して下さったある方からメールを頂いた。私などよりずっとしっかりしたすばらしい質問状を送っていただいたようで恐縮してしまったが、にもかかわらず、その方の質問状への回答の中でも、都は相変わらず多くの野鳥観察者が一笑に付すような、事実誤認や憶測によるお粗末な説明を繰り返しており、このキャンペーンの無根拠ぶりを露呈している。

このところ、「水面から石垣に飛び上がろうとしたカモが石垣にぶつかり落ちた」という目撃例を餌付けによる太りすぎの根拠として挙げているのには驚かされるが、もともとカモメなどに比べるとカモは飛行技術に長けてはいないのは見ていればわかることだし、もしどうしてもその事例を根拠としたいならば、餌付いている個体とそうでない個体が全く同じ状況でどの程度上手く飛び上がれるか?ということを多数の個体で検証しなければ何も言えない。そういう目撃例があるというだけでは、逆に「エサ不足で飛び上がる力が不足していた」など、どうにでも理由付けはできてしまうだろう。餌付いている、いないにかかわらず、カモは氷上に降りようとして滑って尻餅をついたりといったヘマをやることもあるのだが、この話は、「野生の鳥は決して失敗しないはず」という人間側の勝手な思い込みから出発しているのがそもそも間違っていると思う。

また、ユリカモメに対する極度の偏見(そもそもユリカモメは「東京都の鳥」なのだが^^;)も改まっていないようで、「過度なエサやりによって池の水質の悪化や、ユリカモメを大量に集めてしまうなど様々な被害が出ています。」などと言っているのだが、集まっただけで「被害」とはユリカモメも気の毒だ。まずユリカモメと水質汚濁を同列に扱う感覚自体が驚きなのだが、カモの健康を異常なまでに気にかけるような言い方との滑稽なまでのアンバランスになぜ気づかないのだろうか?とにかく東京都環境局がこれ以上広く嘲笑の対象になってしまうのは気の毒なので、できるだけ早くカモやカモメに対する一連の認識を根本的に改められることを期待したい。

ただその一方で、 「カモの保護については、本来のエサである水草が沢山繁殖するような環境を創出していくことが必要であると考えています。」 とも言っている。これは私が質問をした時の回答にはなかった点で、この点に限って言えば私はむしろ大賛成であり、ぜひとも前向きに取り組んでいただきたいと思う。

不忍池ではボート池部分の環境はまだまだ単調なもので、また、日中はボートが池面を占領するために、特に餌付いた経験のない鳥が飛来した場合、落ち着いて休むことが難しい。今までは餌付いている個体につられてある程度安心していたようなところがあると思うが、もし今後餌付けが減少するとそうもいかなくなる可能性があると思う。したがって、水質の改善や他の生物の生息域の確保という観点からも、私の個人的意見としては、ボートハウスの営業範囲を縮小(―廃止が無理ならば)するなどして、中州、浮島、葦原、湿地、浅瀬などを創出し、思い切ってボート池を大規模にビオトープ化するくらいのことを検討してはどうだろうかと思う。東京都がもしそれほどまでにカモの身を案じ、生態系の破壊を憂えているのであれば、餌付けばかりをとってつけたような理由で徹底して目の敵にするよりも、こうしたことにぜひとも力を注いでみてはどうだろうか。

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ボート池 (O.U)

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エサやり防止キャンペーンに関するご意見はこちらまで
東京都環境局自然環境部計画課
電話 : 03-5388-3505
メール: S0000631@section.metro.tokyo.jp

 ※当ブログは決して餌付けを奨励するものではありません。 
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by ujimichi | 2007-12-19 14:57 | 餌やり規制問題について

2007年 12月 18日
関東の4~5月のカモの記録
もういいかな(^^;とも思うのだが、なんだかエサやり防止キャンペーンを推進する東京都環境局の方が―

「餌付けがない地域で、4月に渡りのカモを見かけることがほとんどない。渡りが遅れる原因として安易な大量な餌付け以外考えられない。」

といまだにものすごいことを言っておられるような情報があるので、仕方なく再びフィールドノートから。よく知らないことを無理からでも答えなければいけない環境局の方もお気の毒だとは思うのだが、やはり一般に間違った知識を広められては困るので・・・。

餌付けが行われていない多摩川河口の5月11日と18日の記録 。

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1991.5.11 多摩川河口 コガモ♂1、♀3、オナガガモ♂1、スズガモ♂3+、♂1s2、♀4+ (合計14+)

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1991.5.18 多摩川河口  オナガガモ♂1、スズガモ、キンクロハジロ♂1 (合計3+)

5月半ばでこれだけいるだけでも十分なのだが、餌付けとは極めて縁の薄いコガモとスズガモが含まれていることにも注目してほしい。もちろん4月の記録となるとこれ以上に普通にあるのだが、たいてい数が記入してない。あまりに普通にいるので一々数えなかったのだろうと思う。環境局の方が随分4月、4月、と言っておられるところを見るとどうも5月には冬鳥のカモをあまり確認されていないようにも思えるが、だとすると不忍池のカモは極めて正常な渡りが行われているということになると思う。

私はこれでもさほどマメに記録をとっていない方なのだが、関東のバードウォッチャーなら多くの人がこの手の記録はざらにお持ちだろうと思う。ためしに、餌付けの行われていない葛西臨海公園の記録をネット上から探してみると、4月にマガモ、オナガガモ、コガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、スズガモ、といった名前は当然普通に出てくるし、ホシハジロが200羽以上とか、キンクロハジロが100羽以上などというのも出てきた。まあいずれも当たり前のことであり、このような基礎的な部分からして東京都環境局の主張はあまりにもお粗末なものだと言わざるを得ない。

また、渡りとは関係ないが、餌付けに関して前から思っていることがあったのでついでに書き留めておく。餌付けの行われているところのカモというのは、確かに食べている量も多そうに見えるものの、同時にエサの奪い合いで相当なカロリー消費をしているように見える。つまり、入る方を問題にするなら出る方も問題にしないとおかしいと思うのだが、この点に触れられることがないのはちょっと不思議だ。また、撒かれるエサが多ければ集まる数も増えるので、1羽1羽に行き渡るエサの量というのは実際どんなものだろう?とも思うのだが、この点にもあまり触れられることがないように思う。もちろん、だから餌付けに問題がないと言うつもりなど毛頭ないのだが、それにしても「餌付けは悪」という結論先にありきでその理由ばかり探すような見方は明らかに間違っている。

今回のキャンペーンで言われていることというのは、異常なまでに「カモが可哀想」という視点に偏っており、反面なぜかユリカモメだけは極端に悪者に仕立て上げられている。その方が世論を動かしやすいと考えたのかもしれないが、それにしても、役所がマスコミを使って稚拙な作り話をそれらしく流せば、世論などというものは一瞬にして塗り替えられてしまうのだということがよくわかった。私だってもしこれが全然知らない分野のニュースだったらあっさり騙されているのかも知れず、いかに情報というものが恐ろしいものか、ということをつくづく思い知らされた。都は「ほとんど飛べません!」その他数々の間違いを今からでも潔く認めて訂正して頂きたいと思う。
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by ujimichi | 2007-12-18 22:25 | 餌やり規制問題について