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2008年 01月 31日
オジロ.gif
1月24日が終認になったオジロビタキをgifアニメにしてみた。ただもちろんムービーではないので実際の動きのままではない。ちょっとセキレイ的なテンポになっちゃったかも?餌付けは一切していないのだが警戒心のない個体で、レンズの最短撮影距離の3メートルを切ってしまうこともあった。ちなみに一見ヤラセ風なこの杭も実際は天然モノなので念のため(^^;。春までいるかと思ったのだが、一週間であっさり消えてしまった。

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by ujimichi | 2008-01-31 19:03 | いろいろ

2008年 01月 30日
スミスとネルソン
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2005年のナイアガラの画像から一枚。いきなりこの画像を見ると背中の色の基準がわからず「セグロの中にアメリカセグロカモメ(smithsonianus)が1羽?」みたいにも見えるかもしれないが、もちろん実際はそうではなく、アメリカセグロカモメの群の中にアメリカセグロ×シロ(いわゆるNelson's Gull)が1羽入っている。両者の背中のトーンはもっと接近しているイメージがあったのだが、この時は意外と差があるなあ、という印象だった。
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by ujimichi | 2008-01-30 20:58 | カモメ

2008年 01月 29日
猛禽
a0044783_1703958.jpg画像は先日川原で撮ったオオタカ。デジスコでこれなので相当遠い。もうちょっと寄ろうと思ったらカラスに追われてあっさり飛んでしまった。

それにしてもこうして水辺で猛禽を見る機会は数十年前に比べて格段に増えた。昔は時折猛禽を見ると単純に喜んでいたのだが、最近はむしろ観察中のカモメやカモの群をあまりにも頻繁に引っかき回されるのでうんざりしてしまうことが多くなった。
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by ujimichi | 2008-01-29 18:05 | 猛禽

2008年 01月 27日
オオセグロカモメの背中の色
a0044783_22215129.jpg北米のバーダーから「オオセグロカモメらしきカモメがこちらで出たのだけど、あんまり背中が濃くないのがちょっと気になる、どう思うか?」という質問が以前から時々来る。この冬もすでに来たのだが、日本で見慣れている感覚では全く普通にオオセグロに見えることが多い。

どうも北米ではオオセグロというのはかなり背中が濃いというイメージを持たれているようで、しかもあちら(北米東部)にはもっと背中の黒いオオカモメがいるので、それとの対比で余計薄く感じてしまうというところもあるのかもしれない。鳥の特徴というのは人づてに伝わるうちに実際よりいくらか誇張されていたり、変形していたり、単純化されていたりということもよくあるので、この辺の微妙な隙間をつぶさに見ていくのも識別の面白さの一つかもしれないと思う。

画像は上が日本で撮ったオオセグロカモメ、下の画像はカナダ・ナイアガラで撮ったオオカモメ。オオカモメは子供の頃から憧れの鳥だったので、1997年のニューヨーク(初海外)で、空港からマンハッタンへ向かうバスの窓から飛んでいるのが見えたときは「おーっ黒いぞーっ!!」というわけでなかなか興奮した。
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by ujimichi | 2008-01-27 22:35 | カモメ

2008年 01月 26日
ゆうたいりだつ~
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カワアイサ

たまには流行りモノに乗るという選択肢も一応考えていたのだが、結局全然関係ないところへ行ってきた。しかしカワアイサってなかなかいいもんだなあ、とちょっと見直したりした。私は車で数箇所を回ったりしないので、1日の観察種が50種を超えたのはちょっと久しぶりかも。
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by ujimichi | 2008-01-26 22:24 | カモ

2008年 01月 26日
モンゴルカモメの11月→1月の変化
ちょっと検索していたら、韓国でこの冬見つかっている1羽のウィングタグつきモンゴルカモメ(AB48)の、約二ヶ月間の変化がわかる興味深い画像が出てきたので以下のリンクで紹介する。

2007年11月11日
2008年1月16日
11月の段階では嘴の色がかなり地味で、後頭・後頸にそこそこ斑が出ているが、1月16日の段階では嘴の色が鮮やかになり、頭もほとんど白く、かなり夏羽に近い印象に変化している。どちらかというと1月の派手な感じの方が「典型的なモンゴルカモメ」としてイメージされる姿だと思うが、特に秋~初冬にはそうしたイメージとはかなり違った印象であることも多い

昨冬の銚子では↑の1月16日のものとほぼ同時期(1月19日)に よく似た状態のモンゴルカモメを観察している↓。白い頭と黒斑つきの鮮やかな嘴の組み合わせが、セグロカモメの群中でかなり目立っていた。

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by ujimichi | 2008-01-26 03:54 | モンゴルセグロカモメ

2008年 01月 24日
この冬の油汚染鳥状況
a0044783_20364110.jpgなんやかんやとあって取り上げる機会を逸してきたが、この冬の銚子漁港では油に汚染されたカモメ類はとりあえず私は今のところはっきりとは確認していない。

2007年12月22日は、[大型カモメ類846羽、ウミネコ798羽、ユリカモメ63羽、カモメ6羽]をカウントしているが、油曝個体は確認していない。2008年1月15日は大型カモメ類500羽前後で、1羽胸部に僅かに何か汚れがついている?ように見えたセグロカモメ第1回冬羽が飛んでいたが、すぐに見失ってしまった。カモメの数、観察に行った回数ともに少ないので何ともいえないが、しばしば複数の油曝個体が見つかった昨冬とは明らかに状況が違うような印象は受けている。

なおカモメ類は毎年全身換羽を行うので、昨冬油曝した個体ももし健康であれば換羽によってわからなくなっているはずだが、その一方で油曝が原因で死亡している可能性も考えられる。

画像は2008.1.15,セグロカモメ。
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by ujimichi | 2008-01-24 20:45 |

2008年 01月 23日
タカサゴモズ
画像は昨冬2006.12.9に中国で撮ったタカサゴモズ。あちらは鳥自体全体に少ないのだが、このタカサゴモズは結構普通種のようで、街中でも農耕地でもあちこちでよく見かけた。実は日本国内では見たことがない。

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by ujimichi | 2008-01-23 22:49 | いろいろ

2008年 01月 22日
色々違う
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画像は15日の銚子で撮ったオオセグロカモメ(左)とセグロカモメ(右)、ともに第1回冬羽。何気なく見ていたらたまたま同時に“万歳”してくれたので、「おっ!」というわけで反射的にシャッターを切った。

a0044783_17254575.jpgところでだいぶ以前のことなので詳細は憶えていないが、web調べものをしていたら、「カモメ類の特徴は個体差やオーバーラップがあるだろうから、例えばセグロとオオセグロの識別だって実際はどうだかわからないのではないか」的な意味のことを書いてあるものが出てきたことがあった。ただしその文面は、やはりどうも普段カモメの野外識別に熱心な人が書いたものではなさそうな印象のものだったが。

一般に、ある程度以上熱心なカモメ観察者以外には、「セグロカモメとオオセグロカモメの成鳥は、背中の色の濃さが違うだけ」だと思っている人が結構多い気がするし、上に取り上げた記述についても、どうも書き手がそう思っているように受け取れるところにかなり違和感を覚えた記憶があるのだが、もちろん実際はこれは全く正しくない。この2種は背中の色以外にも少しづつ様々な違いがあるので、例えばオオセグロカモメの背中をただ単純に薄く塗り替えただけで「セグロカモメそのもの」になるわけではないのだ。従って、ある程度以上カモメをよく見ている人は、背中の色だけでなくもっと全てを総合して判断する術を経験から自然と身につけている。個体差や光の加減で薄く見えているオオセグロカモメをセグロカモメとあっさり誤認するのは、むしろ初心者やカモメを野外で見慣れていない観察者であることが多い。

ただし、もちろん中には少数ながら本当にセグロなのかオオセグロなのか判断の難しい個体というのも(成鳥ですら)確かにいることはいて、そうしたものはどちらかの変異であるか雑種である可能性がある。そういう意味でももちろん野外識別は常に100%万能ではないのだが、しかしそれはむしろあまりにも当たり前のことだし、これは他の分野でも同じことではないかと思う。したがってそういう未知の部分や不確定要素があるからといっても、あまり何でも“わけがわからない”ようなイメージを不用意に振り撒かれるのもちょっと困ったものだなという気がする。
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by ujimichi | 2008-01-22 17:05 | カモメ

2008年 01月 20日
「自然」と「不自然」の話
以前書いたことと一部重複するが、カモのことでちょっと書こうと思って忘れていたことがあった。

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都市公園で人馴れして足元まで寄ってくるカモの警戒心のなさについて、「不自然である」「本来の姿ではない」という言い方がある。このことが話題になる場合、「田舎の湖沼や河川では、カモは人を見るだけですっ飛んで逃げることが多く、警戒心の強さにびっくりさせられる」ということが「本来の姿」として引き合いに出されることが多い。これは確かに私の経験上もそうなので、まあそうかなと思う部分もある。

ただよく考えると、「あれっ?これもどっちが“正常”なのだろうか?」ともよく思う。というのも、田舎のカモの警戒心の強さというのは長年の狩猟圧によるものである可能性が高いと思うからだ。つまり、私の感覚ではこれはそもそも実はどっちも多分に人為的な要因が絡んでいる話だと思うわけで、「人への警戒心」という部分では強ちどっちが自然とか不自然とか、正常とか異常とかいうことは簡単には言えないのではないか?と思うのだ。考えようによってはどちらも自然といえば自然、不自然といえば不自然・・・とでも言おうか。

人間と接点のほとんどない海鳥などでは、むしろ「わざわざ寄っても来ないが近づいても逃げもしない」というどちらかというと「無関心」に近い反応を見せることが多い。この他にもシギチドリ類、小鳥類などでも、全く餌付けされているわけでもないのに、びっくりするほど警戒心がない個体に出会うことはあることだ。しかしこれについても、「人間との接点がない中で育まれた行動」という意味では一番「自然」なのかもしれないが、だからといって「全ての鳥がそうであるべきだ」と考えるのもそれはそれで全く非現実的な話だとは思う。

少なくとも私の目には、都市公園のカモは人間とネコや猛禽などはそれぞれ明確に区別して反応していると見えるし、「餌付いたからネコや猛禽に簡単に捕まる」という理屈は、「一つの可能性として想定された話」という域を出ないものではないか?と思っているのだが、つまりここで何が言いたいのかというと、物事の「正解」は一つとは限らないし、一般によく言われていることというのも、一面の真理を突いていることも多いかもしれないが、別の角度から見れば片手落ちであったり、或いは時には全く事実でなかったりと、実際はそんなに単純ではないということ。餌付いているカモを指して「堕落している」というのも一つの見方だが、「人の与えるエサを利用するのも野生の知恵」という言い方だってもう一つの見方として強ち間違いとも言い切れないのでは?などとよく思う。ともかく大事なのは、他人の言うことをただ復唱するのではなく、一人一人が現実をよく見て自分の頭でよく考えることなのだろうなあと思う。

まあとりあえずカモについては、「自然か不自然か」「正常か異常か」はさておき、「バンバン足元まで寄ってくる」と「すっ飛んで逃げる」の中間くらいが確かにほどよく幸せな、理想的な関係なのだろうなあという気はする。とはいうもののこれも一つの理想論であり、実際はある程度場所によって色々であっていいような気はするのだが。
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by ujimichi | 2008-01-20 20:18 | 餌やり規制問題について