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2009年 01月 30日
ダイジェスト
a0044783_20384193.jpg19日のカスピセグロカモメと2007年のモンゴルカモメ※を並べてみた。

19日にカスピセグロカモメを現場で見て、撮った多数の画像を帰宅後もうアホかというほど繰り返し見て、同時に海外の画像をこれでもかと大量に見直して、いよいよ脳がすっかりカスピ漬けになったところで改めてこのモンゴルの画像を見たら、「えーっ、嘴太短いなあ~」と結構びっくりした。同様に見慣れた韓国や中国の大量の画像も随分短く感じられて面白かった。

モンゴルカモメもセグロカモメより多少全体に長い構造に見える“傾向”はあり、このモンゴルカモメも見た時はそこそこ「長い鳥」という印象だったのだが、やはりさすがにカスピには敵わないようだ。こうした知識として既に知っていることでも、何度も繰り返し見て実感することで改めて深く理解できるということはよくあることだ。もちろん両者に個体差や印象の変化があるので、場合により差が開いたり縮んだりが色々あるのは当然のことだが、そうしたことも含めて繰り返し沢山見ることで理解が深まっていく。

ところで前から時々思うのだが、カモメウォッチャーは現場では何千羽という普通種の大群を相手に一日中観察するようなことを繰り返し繰り返し行い、その中から本当に一握りのこうした珍しいものをやっと見つける。ところがネットなどでそれを見る側は、いきなりその結果の部分だけをいとも簡単に見られる形になるわけで、そうなるとそこに至るまでの「過程の重み」みたいなものは残念ながらなかなか伝わらない。例えばカナダカモメが10羽出て多い多いと驚いている場合でも、よく考えればセグロカモメを仮に少なめに1000羽としても、カナダカモメは僅かその1%にすぎないわけだ。しかも出現に波があるので、カモメ類全体は多いのに全く見つからない時間帯が結構あったりもする。ましてカスピセグロカモメなど20年以上の観察の中で確実なものはたったの2羽だ。

つまり野外観察の結果の部分だけをダイジェスト的に見せると、ことによると随分簡単に見つけて随分簡単に識別しているように思われてしまう恐れもあるが、実際はもちろんそんなものではない。ここでも余裕があるときはなるべく普通種を扱うようにしているが、まさか数千羽のセグロカモメを全個体載せるわけにもいかないし、どうしても珍しい種(亜種)や変わった個体などが中心になってしまうことが多い。とはいえ普通種は誰でもいつでもその気になれば野外で実際に観察することはできるので、その辺は見る側が普段から普通種をしっかり見ていることをある程度前提とするより仕方ないところかなあとは思っている。


 ※和名は「カスピセグロカモメ」に合わせるならモンゴルも「モンゴルセグロカモメ」にしたほうがいいのかな?ただ慣れないのでかなり変な感じもするが・・・。 
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by ujimichi | 2009-01-30 21:57 | カモメ

2009年 01月 28日
2009.1.16 千葉県銚子漁港 油曝ウミネコ2個体
色々あって遅くなったが、16日の銚子で2羽の油曝したウミネコ成鳥を撮影している。9時ごろからの観察で油曝した個体は1羽も見ていないが、正午を回った頃にこの2羽が続けて防波堤に上がってきた。この時視界に入っていたカモメ類は概算で約2000羽程度。19日はカモメ類はやや少なめで油曝鳥は確認していない。

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また、サハリン南部で海鳥大量死が起きた模様。詳しくはこちら。
http://blog.livedoor.jp/abura060303/archives/51285062.html
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by ujimichi | 2009-01-28 14:06 |

2009年 01月 26日
念のため
聞くところによると土日は結構人が出ていたそうなので、一応念のため注意書き。

カモメ類の観察は、魚の水揚げ作業、運搬トラックの往来等漁業活動の邪魔をしないこと(また自分が轢かれないこと^^;)、駐車マナー、ゴミは持ち帰る(―当たり前ですが)、などに注意して行いましょう。

それと特にカモメの場合、普通種を普段からよく観察したり、自分なりに調べたりしてある程度基礎を固めてないと、珍しい種だけいきなり見に行ってもなかなかその違いや価値を理解できません。中身をわからないまま他人を当てにして見せてもらってライフリストが一種増えればいいや・・・といった楽しみ方も自由かもしれませんが、それがあまりにあからさまだったり、特に親しいわけでもない人に一々教えを請うたりスコープに入れてもらったりとすると、日頃から自力で観察している人にとっては結構迷惑になってしまうことがありますのでその辺も少し注意してください。

またあえて言うならば、カモメ類の分類には諸説あり、あるカモメを見たとしてもそれが「1種」なのかどうかはどのような分類に拠るかで違ってくる可能性があることも一応理解しておいていただきたいと思います。例えばカスピセグロカモメ(cachinnans)とモンゴルカモメ(mongolicus)は、Olsen"Gulls of Europe, Asia and North America"では同種扱い(Larus cachinnans)になっています。またモンゴルカモメはセグロカモメ(vegae)の1亜種とされる場合もあります。カナダカモメとアイスランドカモメも同種とされる場合があります。

なお今回のカスピセグロカモメが観察されたのは把握している限り1月18日と19日の2日間のみです。
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by ujimichi | 2009-01-26 23:28 | カモメ

2009年 01月 25日
Caspian Gull
今年は例年より駐車スペースも狭くなっていたりするし、あまり宣伝してしまうのもさすがにまずいかな、というわけで今日までUPは控えていたが、一週間前(18日)に発見されたカスピセグロカモメは翌19日になんとか見ることができた。当日は朝現地に着くや否や一発で見つけられたし、飛んでもまた戻ったりと随分落ち着いた様子に見えたのだが、昼前に海の方へ飛んでいったのを最後に日没まで粘ったが結局戻ってこなかった。この土日も熱心な観察者が何人も朝から日暮れまでずっと張り付いて探していたものの残念ながら結局出なかったそうだ。あそこのカモメは居つくものもいるが1回出てそれっきりという個体も結構多いので、翌日行って見れたのはかなり幸運だったのかもしれない。

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カスピセグロカモメ Larus cachinnans cachinnans  2009.1.19
2005年に中東・オマーンで観察して以来久々の出会い。繁殖分布は黒海・カスピ海~カザフスタンあたりだが、ヨーロッパ各地でも繁殖期後に拡散した個体が観察される。特徴的な姿も手伝ってあちらのカモメ屋さんにも人気が高いようで、おかげで少し検索すれば参考画像には事欠かない。この個体のその他の画像はこちらから。
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by ujimichi | 2009-01-25 22:24 | カモメ

2009年 01月 23日
試撮
この前からちょっとしたつまらないミスが原因でレンズがおかしくなっていたので、ちょっと試し撮りも兼ねて散歩。いつもいるカワセミを見つけて撮っていたらいつのまにか周りに人だかりができていた。(^^;)

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キセキレイ

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カワセミ
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by ujimichi | 2009-01-23 17:02 | 近所

2009年 01月 18日
いつもと変わらぬ
平凡な日曜日・・・orz

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ミソサザイ

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ルリビタキ

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シロハラ

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アオジ
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by ujimichi | 2009-01-18 20:35 | 近所

2009年 01月 17日
今年も
昨日ちょっと行ってきたが、今日はのんびりしてしまって整理がはかどっていないのでとりあえず1枚。

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by ujimichi | 2009-01-17 19:07 | カモメ

2009年 01月 15日
これも1w
昨日の続き。他の用でたまたまHDDを見ていたらもっと甚だしい例を撮ってあったのを見つけた。これも背中のグレー以外の羽が明らかに幼羽なので第1回冬羽。

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セグロカモメ 第1回冬羽
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by ujimichi | 2009-01-15 21:48 | カモメ

2009年 01月 14日
例外
冬季の大型カモメ類は全身褐色なのが幼羽もしくは第1回冬羽、背中に成鳥のような灰色の羽が出始めるのが第2回冬羽・・・という見方でも通常大半の場合は問題ないのだが、実はこれにも例外がある。第1回冬羽個体の中には時に上背や肩羽がかなり灰色っぽい個体がいるし、逆に第2回冬羽になってもなかなか灰色の羽が出てこない個体がいる。該当例を以下に二例。注目ポイントは灰色の羽以外の羽(雨覆など)が幼羽かそうでないか。

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セグロカモメ第1回冬羽
上背や肩羽の新羽の灰色味が強いが、肩羽後部や雨覆は幼羽なので実は第1回冬羽。この個体の場合肩羽の新羽が一様な灰色ではなく黒褐色の軸斑があることにも注意。

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カナダカモメ第2回冬羽
灰色の羽が一見ほとんど目立たないが、雨覆・三列風切などのパターンが幼羽のものではないことから進行の遅い第2回冬羽。
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by ujimichi | 2009-01-14 23:02 | カモメ

2009年 01月 14日
小一時間
散歩。この冬は近年としては比較的シロハラがいるようで、あちこちでガサゴソ音が聞こえる。ただしあんまり愛想の良い個体には遇っていない。

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シジュウカラ

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ルリビタキ

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トラツグミ
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by ujimichi | 2009-01-14 10:47 | 近所