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2011年 03月 31日
逆光スミス
28日のアメリカセグロカモメ、別角度から撮った逆光気味の画像を1点。アメリカセグロカモメの背中の色も、薄いとはいっても必ずしもユリカモメほど薄いわけでもないため、比べる個体や状況によってセグロカモメとの差が開いたり縮んだりする。特に皇居の場合は暗い背景との対比も手伝って光線状態がかなりギラギラしていてトーンが見定めにくいことが多く、ちょっとした角度一つでセグロとの差がかなりわかりづらくなってしまうことがよくあった。

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アメリカセグロカモメ Larus smithsonianus (中央)
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by ujimichi | 2011-03-31 21:56 | カモメ

2011年 03月 30日
帝国劇場
28日の画像から、帝国劇場の前を飛ぶカナダカモメ。発見から僅か数分で高く舞い上がって出て行くカナダカモメを撮っただけなのだが、期せずしていかにも皇居ならではのちょっと面白いカットになった。

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by ujimichi | 2011-03-30 21:16 | カナダカモメ

2011年 03月 28日
噂をすれば・・・
つい3日前、「次の目標はアメリカセグロカモメ」と書いたばかりだが、なんと今日早速出てしまった。たまたまユリカモメの一群が水面上にわっと降ってきて、たまにはボナパルトでも入らんものか・・・と双眼鏡で眺めていたら、その中に浮いている大型カモメの背中がユリカモメに接近したトーンであることに気づく。あれ?これはもしや?と顔を見ると確かに“スミス顔”。これはOKかも?というわけで各特徴をしっかり撮影すべくベストポジションまで駆け寄る。初列風切のパターンも申し分なく、目元に光が当たった時は重点的に狙って撮影してみると、黄色い眼瞼もしっかり確認できるように撮れていた。

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アメリカセグロカモメ Larus smithsonianus (左)

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アメリカセグロカモメ Larus smithsonianus

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アメリカセグロカモメ Larus smithsonianus
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by ujimichi | 2011-03-28 22:43 | カモメ

2011年 03月 27日
もう1羽
画像は昨日UPしたものとは別個体の一応‘タイミルセグロカモメ’。最初は同じ個体が戻ってきたのかと思っていたが、よく見たら別だった。背の灰色はさらに少し濃い。初列風切の黒色部は7枚だが、各羽先端の白斑は小さく、P8,7,6には'moon'が全くない。ミラーは小さめで右翼が1個で左翼が2個。

背中の色がセグロより濃いとはいえそう極端な差ではないので、まだこれくらいはタイミルと見なした方が無難か?という現場での印象だったが、ただし2005年のオマーンでの観察ではheugliniが想像していたほど濃くない印象も受けたことを思うと、こうした個体と薄めのheugliniとの線引きは案外かなり困難なようにも思う。

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by ujimichi | 2011-03-27 20:05 | カモメ

2011年 03月 26日
黒8タイミ
25日の画像から‘タイミルセグロカモメ’。鮮やかな橙黄色の足を見せて降ってきた。背中の色はセグロより僅かに濃いかなという程度だが、体つきや翼のパターンなどにかなりホイグリン的要素が強く出ている個体で、足が見えない状態でもセグロカモメの群中ではかなり異質に見えた。初列風切の黒色部はP10~P3まで8枚分に及び、ミラーは一個のみで小さい。ただしその割にP7~P5の白色部('moon')は大きく明瞭で、この辺の特徴の組み合わせがある意味いかにもタイミルらしいところか。

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‘タイミルセグロカモメ’ Larus heuglini 'taimyrensis'

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‘タイミルセグロカモメ’ Larus heuglini 'taimyrensis'


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‘タイミルセグロカモメ’ Larus heuglini 'taimyrensis'
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by ujimichi | 2011-03-26 20:49 | カモメ

2011年 03月 25日
ワシカモメ登場
本日ついに皇居に念願の(?)ワシカモメが登場した。画像確認などしてちょっと目を離した隙に群れの端の方にいつの間にか降りていてびっくりした。ここのカモメはこういう出現パターンが多いのでなかなか油断ならない。銚子ではあまりに当たり前にいるのでまるで有り難味がないが、ここでは一応初確認なので我ながら予想以上にエキサイトしてしまった。何はともあれこれでワシカモメはクリアということで、次なる目標はアメリカセグロカモメかな?

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by ujimichi | 2011-03-25 21:48 | カモメ

2011年 03月 24日
カナダカモメ
18日の画像からカナダカモメ。2月21日に観察したものと同一個体で、今期ここで観察した中では初列風切の淡色部が大きくてよりわかりやすい。相変わらず滞在時間は短く、発見から15分足らずで空高く輪を描いて出て行ってしまった。

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カナダカモメ Larus thayeri

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カナダカモメ Larus thayeri

ところである程度目の確かなカモメ屋さんは大抵銚子へ行ってしまうせいか、そういえばここでカナダカモメをまともに撮影した画像を他のブログ等ではまだ一度も見たことがない。セグロカモメを誤認しているのはまだいい方で、なんとユリカモメを撮ってカナダカモメと書いてあるものすらあって気絶しそうになった。おそらく私のこのブログを参考にしたのだろうが、にしてもどこをどう参考にしたらそんなおかしなことになるのやら・・・。(汗)
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by ujimichi | 2011-03-24 21:44 | カナダカモメ

2011年 03月 21日
ズタボロ
昨冬は次列風切の一部が跳ね上がった通称“ハゴロモ”個体が話題になっていたが、そういえば今月8日にはこんなセグロカモメ第1回冬羽がいた。こちらはハゴロモというよりもはやズタボロといった感じで笑ってしまったが、さてこれをどう解釈するべきか!?

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by ujimichi | 2011-03-21 19:54 | カモメ

2011年 03月 21日
Well-marked
18日の画像から、今期度々目撃している個体。いつも視野に入った瞬間は全体の印象から「おっカナダか」と思うのだが、飛んでみると初列風切のパターンがかなりセグロ的なので、「あれっ?見間違えたか??」となってしまう。しかしさらによく見るとP10とP9の内弁は真っ黒ではなくグレーがかっているし、Olsen図鑑などにも見られる最も暗色のカナダカモメ(well-marked Thayer's Gull)のパターンにはぴたりと一致している。黒・白の面積比だけでいうと最も淡色のセグロとは重複または逆転してしまうくらいかもしれないが、他の特徴もあわせて総合的に見ると、結局どうやら初列風切が最も暗色のカナダカモメでいいのではないかと思う。

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by ujimichi | 2011-03-21 09:15 | カナダカモメ

2011年 03月 19日
2011.3.18 皇居日比谷濠の油曝カモメ類急増
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ユリカモメ Larus ridibundus

東日本大震災発生後初めて皇居の様子を見てきたが、油曝カモメが急増していることに驚いた。ここはほとんどの個体が水面上で水浴びをしていて腹部が見えないため、正確な油曝個体数の把握は困難だったが、セグロカモメとユリカモメ各10個体前後、カモメ2個体が油曝していた模様。油曝個体を撮影していると、その前を別の油曝個体が横切るといった状況が度々あった。皇居はあくまでカモメ類が水浴びに訪れる場所なので、東京湾にはこの何倍もの油曝個体がいる可能性も十分にあるように思う。

この日観察したカモメ類は大よそセグロカモメ(‘タイミルセグロカモメ’等を含む)200、オオセグロカモメ10、カナダカモメ1、シロカモメ1、カモメ4、ユリカモメ200。今期は2月21日、25日、3月4日に同所でカモメ類を観察したが、その間油曝個体は観察していないので、まさに急激な変化といえる。今回の震災では千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所の火災で海上に重油が流出したとの報道もあったので、油曝カモメの急増との関連が考えられる。ただし関東地方では2日前の16日には最大瞬間風速20メートル以上の強風が吹き荒れていた。一昨年も荒天の翌日に油曝個体が複数観察された例があるので、市原の火災とは流出源が別である可能性もあるかもしれない。この点に関しては11日~16日の間の観察情報がもしあればいくらか原因を切り分けられる可能性もある。

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ユリカモメ Larus ridibundus

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ユリカモメ Larus ridibundus

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ユリカモメ Larus ridibundus

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ユリカモメ Larus ridibundus (1つ上と同一)

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セグロカモメ Larus vegae

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セグロカモメ Larus vegae

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セグロカモメ Larus vegae

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セグロカモメ Larus vegae (1つ上と同一)

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セグロカモメ Larus vegae

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セグロカモメ Larus vegae

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セグロカモメ Larus vegae

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カモメ Larus canus kamtschatchensis
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by ujimichi | 2011-03-19 01:53 |