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2011年 08月 27日
ヒバカリ
というわけで(どういうわけで?)、がらっと変わって昨日撮影のヘビ画像。私は特にヘビ屋ではないので生きている実物をまともに見たのは実は初めてかも。コンデジしかなかったのであんまり思い通りに撮れなかったが、いやはやそれにしても、噂通り触っても持ち上げても嫌がっているようにすら見えない、確かにびっくりするほど呑気で可愛い奴だった。

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ヒバカリ

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ヒバカリ
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by ujimichi | 2011-08-27 19:06 | 近所

2011年 08月 26日
天国と地獄
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オオジシギ 幼羽→第1回冬羽

先日は現地に着くや否や幸先よくオオジシギ幼鳥1羽発見・・・と思ったら周りにもモゾモゾ動いている連中がいて結局5羽が行動を共にしていた。オオジに関しては近年なかなか一度にこれくらいの数を見る機会が少ないので嬉しかった。ところでその一方、このフィールドはなぜか昨年あたりから他の鳥(つまりジシギより綺麗でわかりやすい鳥?)狙いのカメラマンがやけに多い。通りがかりに「何がいるんですか?」などと聞いてくるので、ついついお人よしで何人かに「オオジシギです」と言ってしまったのだが、約一時間後には私の周りに10人ほどの人だかりができてしまった。それでもそれなりに思慮のある動き方さえしてくれればこちらも別に文句はないのだが、相変わらず鳥やそれを先に見ている人への近づき方、さらには一般通行者(車)に対する配慮という点でどうも無頓着な傾向が目立ち、嫌な予感がしていた矢先についに通りがかった車にクラクションを鳴らされ怒鳴りつけられる始末。こちらは普段極力一般の邪魔にならないようにと気を使って行動しているつもりなのに、人の良さが災いして間接的ながら迷惑行為の片棒を担いでしまったのかと思うと実に情けない。おまけにその中になんと「これは尾がオレンジ色だからタシギだ」「ここにオオジシギはいない」と主張するおじさんが出現するわ、周囲でそれを真に受けてオオジをタシギにしてしまう人が続出するわ、さらには「ジシギはわからないから面白くない」などという声が聞こえてくるわでまあ散々な気分だった。まあ無論そこでこちらの正体を明かして説明すればあっさりオオジで納得してもらえるのかもしれないが、何かもうそんなことにエネルギーを費やす気分でもないので黙って自分の観察・撮影に集中することにした。ここは十年来通った良好なフィールドの一つなので大変惜しいのだが、近年どうもこの手の煩わしいことが多く、昨年も随分不愉快な思いをしたので結局1回しか行かなかった。やはり今後はジシギ以外の鳥がほとんどいない他のフィールドでの活動を中心にするしかないのかなと思っている。
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by Ujimichi | 2011-08-26 05:28 | ジシギ

2011年 08月 20日
名刺
画像は昨年撮影のチュウジシギ。

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チュウジシギ

ところでこのエントリは一応ジシギのカテゴリにしたが、これはジシギに限らずの話。識別に関してなにやら一家言持ってます的なことを言う、あるいは時には批判や説教じみたことも言う、ところがその割になぜか当人が自分で観察・識別した具体的な事例を提示することはあまりしない―という感じの人が稀にいるのだが、私は以前からこういう人の言うことには申し訳ないのだがどうしてもあまり真面目に耳を傾ける気になれない。まあ頭から疑いの目で見る気はないとしても、少なくともそれではその人が日頃どういった観察をしていて、どの程度の観察力の持ち主なのか、といったことを客観的に判断する材料がないことは確かだからだ。例えば自分なりに識別した一定量の画像なりをネットなどで公開するということは、ある意味自らの実力の程を人目に晒すことになるので、誰にとっても多少は勇気がいることだが、たとえその中に少々の間違いがあったとしても、とにもかくにもそれをやっている人とはある程度安心して話をすることができる気がするし、また結果的にそれが大変実のある話に結びつくこともある。そんなわけで今この時代に識別に関して何か言おうとするのならば、それくらいのことはまずは名刺代わりとしてぜひともやってみてはどうだろうかとよく思う。
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by Ujimichi | 2011-08-20 18:26 | ジシギ

2011年 08月 18日
過ぎ行く夏
今年は出足が早かったこともあってそろそろ打ち止めかなあ、ということで、この夏撮ったマルタンヤンマを追加で4点。

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マルタンヤンマ♂

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マルタンヤンマ♂

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マルタンヤンマ♂

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マルタンヤンマ♀

ところで私が静止している♂をまともに見たのは2004年の“有名某所”が最初だったが、正直言うとその時の第一印象は「あれ?案外地味だな」だった。つまりストロボをガンガン炊いた色鮮やかな写真を見慣れていたので、鬱蒼とした木陰で肉眼で見る実物は意外と地味に感じたわけだ。ただしその代わり深い紺色と海老茶色の組み合わせがなんともいえぬ魅力を醸し出していた。というわけでこのヤンマを撮るときは、それなりに綺麗な色は出したいが、同時に肉眼で見た感じもある程度残したいとも思うわけで、色々設定等を変えながらその辺の“落しどころ”を探っていく過程がなかなか面白い。ちなみに“有名某所”の個体密度と見つけやすさは確かに魅力だが、近年はかなり撮影者も多いらしいのですっかり足が遠のいている。
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by Ujimichi | 2011-08-18 21:25 | トンボ

2011年 08月 16日
惨敗
昨日のジシギ探しは惨敗・・・。もっと頑張れば見つかった可能性もないではないが、前回とは比べ物にならない暑さのせいもあってさすがに気力体力が続かなかった。昨年も8月11日の神奈川でかなりの範囲を散々探し回ってゼロだったが、チュウジが増える直前のこの時期は以前からたびたび苦戦を強いられている。画像は途中休憩に入った神社の木陰にいたオオアオイトトンボ。これもできればヤンマがよかったのだけど。(^^;

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by Ujimichi | 2011-08-16 21:21 | ジシギ

2011年 08月 14日
比較
2009年8月に千葉県内陸部の休耕田で観察されたヒバリシギ×ハマシギ?と、同年9月に同県東京湾岸で観察されたヒメハマシギを同じ向きで並べてみた(ヒメハマシギの画像は左右反転している)。

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で、見ての通りここからまず一目瞭然で読み取れる違いはなんといってもプロポーションだろう。顔の大きさはほぼ同じになるように並べているが、にもかかわらず尾端の位置が全く異なっている。つまりヒメハマシギは頭の割に胴が小さく、後部が寸詰まったような体形をしているのが特徴だ。この2者は脚の色や模様の違いを抜きにしても一見した印象がかなり異なるのだが、その違いを生んでいる最大の要因が実はこのプロポーションの差なのだろう。というわけで今後ともフィールドやネット上でおかしなシギに出会った場合や、北米のヒメハマシギの画像を見る際にもこうした点に注目してみるとかなり面白いと思う。(追記:その際に特に斜め後から撮った写真では実際より寸詰まりに見えてしまうので、極力真横で写っているもので比べるのがポイント)
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by ujimichi | 2011-08-14 13:05 | シギチ

2011年 08月 12日
マルタンヤンマ
一ヶ月以上前の画像からマルタンヤンマ。今年は梅雨明けが早かったこともあってか、このヤンマを観察する機会には随分と恵まれた。ひょっとして二度とないのではと思うほどの当たり年にも思えたが、ただその後台風が通過して低温や荒天が続いてからはだいぶグダグダになってしまったかな。

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マルタンヤンマ♂
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by ujimichi | 2011-08-12 22:24 | トンボ

2011年 08月 10日
支流へ
a0044783_175664.jpg昨日の続きで8日のサナエトンボなど。気温が上がりすぎたせいかオナガサナエの出が悪くなったので、支流沿いに谷筋へ分け入ってみることに。地図上で神社の境内に小さな池があったのを憶えていたので、まずはどんなところかチェック。こういうロケーションならタカネトンボやルリボシヤンマが多産する可能性があるからだ。着いてみると周囲の雰囲気はなかなかいい。柵や立ち入り禁止の看板があるわけでもなく、撮影にも支障はなさそう。期待に胸膨らませて池畔に歩み寄ると・・・デカイ錦鯉が泳ぎまわっていてがっかり・・・・。狭い池に鯉やアメリカザリガニが入ってしまうとヤゴが食われてしまうのでトンボはほとんど期待できないのだ。まあこれまで何度も同じ目に遭っているのでやっぱりここもか、というところなのだが、山間地はただでさえ止水環境が限られるので、どこもかしこも鯉を入れられてしまうと私のようなトンボ好きは本当に困ってしまう。


a0044783_1751948.jpgというわけで止水はさっさと諦めて引き返しながら支流をチェック。肉眼で石の上にコオニヤンマらしき影が見えたので、何気なく確認のため300mmレンズで覗いたら、なんとオジロサナエがファインダーに入ってびっくり。ちなみにコオニヤンマ約8cm、オジロサナエ約4cm。もちろんこんなに大きさの違うものを見間違えたわけではなく、実はすぐ横の石に並んで止まっていたのだ。山寄りにはそんなにしょっちゅう来ないので、ヤゴや羽化直後など以外でオジロサナエこれほどじっくり観察できたのは初めて。さきほど本流でコオニヤンマやオナガサナエを見てきたばかりだけに、その繊細で可愛らしい姿に改めて惚れ直した。


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オジロサナエ

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オジロサナエ
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by ujimichi | 2011-08-10 17:11 | トンボ

2011年 08月 09日
故郷
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オナガサナエ

以前6月に行ったことのある川へ、時期を変えて4年ぶりに行ってみた。今回の目的はオナガサナエやオジロサナエといった夏に見られるサナエトンボ類。オナガサナエは近所でもちょくちょく見かけるのだが、どうも流下してきたヤゴが羽化して若い期間を過ごしているだけ?のような雰囲気で、縄張り活動や交尾・産卵などが行われるのは主にもっと上流のようなので、ぜひとも彼らの生まれ故郷での姿をゆっくり見ておきたかった。今までオナガサナエというと枝先などにじっと止まってあまり動かないお地蔵さん的なイメージがあったのだが、さすがにこういう場所で縄張りを構えている♂は見違えるように活発で、ちょっとした気配ですぐに飛んでしまったり、他個体を猛スピードで追尾したりと、予想外に手強かった。♀の産卵も期待していたのだが、どうも天気が良すぎたのか2度ほどしか現れず、あっさり♂に拉致されたりで結局撮ることができなかっった。それにしてもこの時期、半ズボンにサンダル履きで膝上まで清流に浸かっての撮影は実に気持ちいい。その点は灼熱地獄のジシギ探しとはえらい違いだ。(笑)

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オナガサナエ

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オナガサナエ

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オナガサナエ
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by ujimichi | 2011-08-09 20:29 | トンボ

2011年 08月 06日
偶然です!?
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Presumed Hybrid caridris sandipiper. Dunlin X Long-toed stint?

画像は一昨年に千葉県で撮影したハマシギ×ヒバリシギか?と思われる雑種シギ。どういうわけか近年似たような特徴を持つシギが各地でポツポツと観察されている。ざっと今憶えているところを挙げると北海道1例、千葉県2例、三重県2例、沖縄県2例といったところか(まだあったかも?)。これら全てが同じ組み合わせの雑種という確たる証拠はないのだが、しかし大きさ、形、足の色など基本的な特徴がおおよそ共通していること、細部の特徴に多少のバラツキはあって当然であること、シギチの雑種自体が本来はかなり稀であることなどを考えると、やはり同一の組み合わせの雑種である可能性はかなりあるように思う。これらは幼羽か第1回冬羽、成鳥冬羽だが、ところがつい先日、石川県のあの(笑)有名掲示板についに夏羽個体の画像が出ていてびっくり仰天。思わず書き込みをしてしまった。

ただその中で、万が一誤解した人がいては困るので一つ補足。「羽色にハマシギ夏羽の特徴がさほど明確には出ていないので、ハマシギ×ヒバリシギと断定まではしなかった」とか、「雑種の両親を特定するのはなかなか難しく、前例も少ないので見解がバラけるのは無理もないと思う」というようなことを書いたのだが、もちろんこれはあくまで「この組み合わせの雑種で間違いないかどうか」という話であって、「ヒバリシギかどうか」というのは私は初めから全く問題にしていない。一見して「該当種なし!」とわかるこの手の個体の風貌は、ある程度シギチをよく見ている観察者には衝撃的。今回実際に観察された方々もかなりびっくり仰天されたようだ。掲示板はすでに通常営業(笑)に戻っているので、内容を確認しておきたい方はお早めに。 http://www.daikando.com/nature/
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by ujimichi | 2011-08-06 16:05 | シギチ