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2012年 02月 24日
首痛い
20日の画像からカナダカモメ第1回冬羽。水浴び後の羽繕い・休息というのは、普通ならカモメをじっくり観察する絶好のチャンスなのだが、ここでは止まる場所があんまりにもあんまりなのでお世辞にも見やすいとは言い難く、結局はその前の慌しい水浴びと飛び立ちの段階でしっかり見ておくしかないということが多い。

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カナダカモメ Larus thayeri  第1回冬羽

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カナダカモメ Larus thayeri  第1回冬羽
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by Ujimichi | 2012-02-24 20:43 | カナダカモメ

2012年 02月 20日
今年も絶好調
今週は銚子はお休みして今期初めての皇居へ行ってきた。カナダカモメは小気味よくポンポンポンと3個体が出現。水浴び場という性質上、相変わらず1個体の滞在時間はごく短いが、いやはやそれにしてもなんで近年こんなに出るようになったのか!?

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カナダカモメ Larus thayeri 成鳥冬羽

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カナダカモメ Larus thayeri 第1回冬羽

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カナダカモメ Larus thayeri 第4回冬羽
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by Ujimichi | 2012-02-20 22:06 | カナダカモメ

2012年 02月 19日
比較
13日の画像から、4種半(?)が一緒に写っているものがあったので一枚。この場所ではカモメたちは互いに一定の距離を保って採餌していることが多く、しかも下を向いている時間の方が長いので、比較画像を撮るのは意外に難しい。このカットもカナダの嘴が切れてしまったのが残念・・・。

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by Ujimichi | 2012-02-19 22:24 | カナダカモメ

2012年 02月 14日
カナダカナダ
昨日の画像からカナダカモメを2点。今回の確認数は5個体だが、それにしてもこの冬この近辺にカナダカモメは一体何羽いるのか?今回も他サイトやブログで最近出ている個体を一応それなりに頭に入れて行ったのだが、いざ現場で観察を始めるとそれとは違う個体が次々と出てくる。或いは「これって確かあのサイトに出てたあの個体だっけ?」と思ったものを帰宅後比べたら結局別の新個体だったり・・・。ちなみに2週間前にいたkumlieni寄りの個体は今回全く見られず、逆に濃いめの個体が目立っていたのもこれまたちょっと不思議。いずれにしても昔はカナダカモメは通常良くても1日に2~3羽程度だったので、こんな時代が来るとはちょっと想像もしていなかった。

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カナダカモメ Larus thayeri  第2回冬羽 (左),第1回冬羽 (右)

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カナダカモメ Larus thayeri  第2回冬羽
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by Ujimichi | 2012-02-14 22:49 | カナダカモメ

2012年 02月 11日
ど真ん中
このところ紛らわしい個体や微妙な個体の話ばかり続いたので、景気づけに2004年撮影のアイスランドカモメ亜種kumlieni成鳥を少しレタッチして再掲。初列風切のパターンはまさにkumlieniど真ん中。セグロ、オオセグロの群中でがくんと背が低くて小柄。さすがにあまりのわかりやすさに度肝を抜かれた。またこんな個体出ないかなあ。

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アイスランドカモメ Larus glaucoides kumlieni

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アイスランドカモメ Larus glaucoides kumlieni

ちなみに第一発見者のW氏によると、この時私は何か他のカモメをスコープで熱心に見ていて、目の前にいるコイツになかなか気付かなかったらしい。「そこ!白いのいる!白いの!!」と頭のてっぺんから出るような上ずった声で(笑)知らせに来てくれてようやく、「コイツはヤバイ!!」となった次第。それにしてもあの時一体何を見ていたのやら自分でも全く記憶にないのだが、一人で観察している時にそうやってすぐ近くにいる何か大物を見逃しているのではないかと思うとちょっと恐ろしい。
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by Ujimichi | 2012-02-11 22:21 | カモメ

2012年 02月 09日
黒嘴
1月30日のドッキリ画像。(笑)

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シロカモメ色で嘴が黒い鳥が視界に入ったので、すわpale kumlieni か!?と一瞬かなり焦ったのだが、よく見るとそれにしてはちょっと体格がごついし、嘴もセグロカモメと同サイズに見え、足も太い印象。真横を向いてくれないのでよくわからないが、翼も特に長くはなさそう。それからいくらも経たないうちに群れごと飛んでしまったので十分な観察ができたとは言えないが、見た範囲ではシロカモメ亜種barrovianusかもしくはbarrovianus関係の雑種が妥当なところか。Olsen図鑑にはbarrovianusの幼羽・第1回冬羽では嘴の黒色部が平均して広めとか、アリューシャンの個体群がかなりワシカモメと交雑しているような記述があり、その辺の個体の可能性はかなりありそうに思えた。ちなみに上の画像は逆光+頭逆立て効果により、一番kumlieni風に写っている画像をわざと選んだもの。実際現場ではもっと普通に「嘴の黒っぽいシロカモメ」的印象に見える場面が多かった。下も同一個体だが随分と印象が違う。

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Larus hyperboreus barrovianus ? ( or X L. glaucescens ? )
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by Ujimichi | 2012-02-09 21:46 | カモメ

2012年 02月 03日
換羽不順
30日の画像から、初列風切の換羽状態が例外的なセグロカモメ。見ての通り、この時期にして未だにP10とP9が旧羽で激しく磨耗している。さらにその割にP8までは伸長中というわけではなく伸びきっている。尾羽はT2~T5までが旧羽のようでボロボロ。次列風切や雨覆にも磨耗した羽が混じっている。セグロカモメは通常この時期には旧羽が抜け落ちて綺麗な新羽に変わっており、遅めの個体でも新しい初列風切が伸長中という程度なので、その中ではかなり異質に見える。

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セグロカモメ Larusvegae

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セグロカモメ Larus vegae

この個体を見て思い出したのはこちらのサイトで紹介されているリングつきのミツユビカモメ。リングから23歳以上の老鳥と考えられ、磨耗の多い羽も老鳥の特徴と一致するとのこと。このセグロカモメも磨耗が目立つだけでなく群れから離れて単独で岸壁に立っており、人か近づいても動きが鈍くなかなか逃げず、飛んでも羽ばたきがギクシャクした感じだった。こうした個体はそういえば昔から時々目にした記憶はあり、単純に体調不良なのかとも思っていたが、よく考えるとこうした個体も老鳥である可能性がかなりあるのかもしれない。

そしてさらにここから思い出されるのは2003年に観察されたカスピセグロカモメ。全て特徴はカスピセグロカモメなのに換羽が異常に遅いことが当時唯一引っかかっていた点。しかしこの換羽状態はセグロやタイミルにしても遅すぎるくらいに遅く、旧羽が抜けていない割に新羽が伸びているなど、明らかに通常の換羽の範疇ではない状態で、今回観察したセグロカモメとよく似た状態だった。というわけでこれも老齢?により換羽が不順になったカスピセグロカモメと考えると非常に納得がいくように思う。

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カスピセグロカモメ Larus cachinnans
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by Ujimichi | 2012-02-03 22:45 | カモメ