「ほっ」と。キャンペーン


<   2013年 10月 ( 10 )   > この月の画像一覧

2013年 10月 31日
今年は?
今日は10月最終日。昨年12月の画像からコスズガモ♀を1点。この日以来行っていないので今年は来てくれるのかどうかもわからないが、過去の経験では他のカモより少し遅れて11月から出現率が高まるので、できれば来月中に一度確認に行きたいところ。

a0044783_1965283.jpg
コスズガモ♀ Aythya affinis
[PR]
by Ujimichi | 2013-10-31 19:14 | コスズガモ

2013年 10月 28日
オオアオイトトンボ
今日の散歩画像からオオアオイトトンボ。この辺りでは今年は例年になくオオアオイトトンボとマユタテアカネを多く見かける。といっても元々両種とも極めて少ないので、やっと「よく見かける」と言えるレベルに近いづいた程度の印象なのだが。最近はいくつもある小池をことごとく占領していたコイを排除(移動?)したり、子供が釣ったアメリカザリガニを回収したりといった動きも出てきているようなので、今後ともその効果に期待したいところ。もちろんそれらの生物を一律に悪者扱いしたいわけではないが、これまであまりにも他の生物が割を食っていたことは間違いなさそうなので、その辺はせめて上手く棲み分けを促進してより多様な生物が暮らせるようになるといいと思う。

a0044783_16281623.jpg
オオアオイトトンボ
[PR]
by Ujimichi | 2013-10-28 16:35 | トンボ

2013年 10月 18日
Birder11月号「カモメ入門」
もう何年ぶりか忘れるくらい久しぶりにBirder誌を買ってみた。というのも今月号の第2特集が「カモメ入門」だからなのだが、内容を見てみると、「小形・中形カモメカタログ」(p22-25)に始まり、「大形カモメカタログ」(p26-33)、「探してみよう!珍カモメカタログ」(p34-35)まで、確かな観察眼と豊富な経験を兼ね備えた錚々たる実力派若手ウォッチャーらが担当しているので、初心者にも安心してお勧めできる内容になっている。またタイトルが「入門」とはいえ難しい大型カモメ類の細部の特徴等も正確に解説されているので、中級~ベテランの観察者にもぜひ読んでいただきたい。

a0044783_15552347.jpg正直なところ今回の第2特集が「カモメ入門」とだけ聞いた時は、mongolicusが今時キアシセグロカモメになってたりしたら買わねえぞ(笑)、と思っていただけに、書店で主な執筆メンバーと内容に目を通して一安心。カモメに関してはこれまでどうも内容が正しく伝えられておらずはがゆい思いをする機会が多かっただけに、今回の記事を見るとなんだかようやくこれまでの観察経験等が確実に次世代に継承されつつあるような気がして感慨深い思いだ。国内のカスピセグロカモメ第1回冬羽などの貴重な写真や、その他コアなカモメファンならピンとくるお馴染みの個体も随所に散りばめられているので、拙著「カモメ識別ハンドブック改訂版」とセットでフィールドに持ち出せば(←宣伝^^)鬼に金棒、この冬は一味違ったカモメウォッチングを楽しめること請け合いだ。

ただ今回のカモメ特集で一点どうしても気になったので書いておくと、p36-37の「『カモメ天国・銚子』探鳥ガイド」の中で「あくびをするワシカモメ」という写真があるが、これはワシカモメではない。このページのわずか4点のカモメ写真の一つが間違っているのは残念だが、そんなわけでワシカモメについてはp29の写真と解説を参考にして頂きたい。もうすでに今年もカモメシーズンはスタートしているが、いずれにしてもカモメ観察は漁業活動の邪魔をしないことが鉄則。また車道沿いの観察では交通を妨げたり事故の原因にならないようにくれぐれも注意しながら観察を楽しんでいただきたいと思う。
[PR]
by Ujimichi | 2013-10-18 16:13 | カモメ

2013年 10月 13日
沖縄のオオジシギ?2013
久しぶりにRBWCの掲示板を見たら、沖縄で撮影されたオオジシギ?という画像が2個体分投稿されていたのでとりあえずこちらに感想を書いておきたい。

まず最初の幼鳥個体( No.3316とNo.3317)はチュウジで問題ないと思う。尾羽の白色部の量は、香港やオーストラリアで撮られたチュウジのバンディング画像の個体差の範囲内に問題なく収まっているし、尾羽全体の形状、最外側羽の形状・パターンもオオジよりチュウジにより相応しい。さらに9月10日前後という撮影日にしては体上面の換羽が進んでおらず、この点もかなりチュウジ的。真横の画像がなくそもそも条件が不十分だが、少なくともあえてオオジを推すような要素は見当たらない。

2個体目(No.3318)については確かに画像からオオジを明確に否定する要素は特に見られないが、しかし同時にチュウジを明確に否定する要素も読み取れない。確かにハリオかチュウジかで悩むような体型の個体ではないのでオオジかチュウジかを考えるのが常道と思うが、画像からは体型・色彩ともどちらとも言えるように見える。体後部(尾+尾筒)の長さが比較的オオジを思わせる要因だが、とはいえチュウジの個体差の範囲を逸脱しているとまでは言えず、胴の量感もさほどでもない印象。特に沖縄や海外のチュウジは淡色傾向で雨覆などの模様も細い個体が多く、また少なくとも関東の7-8月のオオジのように、その地域・時期における明らかな優先種を識別するようなケースとは状況が全く異なるので、このわずか一点の画像からオオジとの結論を出すのはさすがにかなり無理がある印象を受ける。

いずれにしてもこれまでネット上で沖縄のオオジシギ?とされた観察例については、なぜかほとんど各個体につきわずか1~2点の画像しか出てこないのが私には何とも不可解なところ。もちろん野外では諸条件により数カットしか撮影できないこともよくあるので、一度や二度なら無理もないと思うし、また現像代のかかるフィルムカメラの時代ならなおさらだが、デジタル全盛のこの時代に毎回のようにわずかな画像しか出てこない現状にはさすがにちょっと首を傾げてしまうところ。しかしこうしたフィールドでの時間のかけ方や画像の提示方法といった基本的な問題がもう少し改善された上でさらに観察例を蓄積していけば、いつかは客観性の高いオオジシギの画像が出てくる可能性はもちろんあるので、沖縄のオオジシギ?については今後も関心を持って注視していきたいと思う。

▼下の画像は左右とも関東で撮影した尾羽確認済みのチュウジシギ幼鳥。は印象がオオジシギに近い個体。はハリオシギに近い個体。同じ関東のチュウジ内ですらこれだけの幅がある(尾の突出量の差に注目!)。現場での長時間の観察や多数の画像からはどちらも問題なくチュウジシギと判断できたが、1~2点の限られた画像での判断はかなり注意を要するという好例。

a0044783_154059.jpg
チュウジシギ 幼鳥 Gallinago megala
[PR]
by Ujimichi | 2013-10-13 17:16 | 沖縄のオオジシギ?

2013年 10月 12日
ヨロネン
昨日の画像は目の肥えた人はさすがにすぐに気付いて下さったようだが、左奥のヒメハマシギと共に右手前に写っていたのがヨーロッパトウネン。この画像はその2日前に撮影した同個体。

a0044783_1774036.jpg
ヨーロッパトウネン Calidris minuta
[PR]
by Ujimichi | 2013-10-12 17:14 | シギチ

2013年 10月 11日
あれ?
こんな画像撮ってたんだ。というわけで2009年のフォルダからシギチマニア向けの1点。後ピン気味がかなり惜しいけど、まあ一瞬のことなので仕方ないか・・・。

a0044783_1921288.jpg

[PR]
by Ujimichi | 2013-10-11 19:26 | シギチ

2013年 10月 09日
殿様
先日の画像から。轢かれるなよ~。(笑)

a0044783_12175366.jpg
トノサマバッタ
[PR]
by Ujimichi | 2013-10-09 12:35 | 近所

2013年 10月 07日
空中戦
金木犀の香りとツクツクボウシの声に彩られた秋空で、ツミとオオタカの空中戦に偶然出くわした。といってもオオタカの方はツミを鬱陶しい奴だなとは思いつつ、明らかに格下の小者なので決して本気で相手にはしていないように見えたが。それにしても今更ながら圧倒的なサイズの違いには感心。たまに目にする光景だが、今回は比較的低空だったのでそこそこの画像を残すことができた。

a0044783_17224923.jpg

a0044783_1723552.jpg

a0044783_17231733.jpg
ツミ と オオタカ
[PR]
by Ujimichi | 2013-10-07 17:36 | 猛禽

2013年 10月 04日
黒いサギ
これが巷で話題の黒いコサギ…と見せかけてほんとはアフリカクロサギ。(^^; 2005年1月にカモメを見に行ったオマーンでの撮影。色はクロサギ風だが、喉が白いのと、何よりも背がすらりと高くて印象は随分違う。ということは逆にあちらの人が日本のクロサギを見たら独特の短足体型に驚くのではないかと思う。

a0044783_21214495.jpg
アフリカクロサギ Western Reef Heron Egretta gularis

余談だがあちらでは人間もかなり背が高く、街で見かける大多数が髭面の男ばかりなので、ちんちくりんで言葉も片言しか通じない日本人旅行者としては慣れるまでは正直ちょっと怖かった。ところが面白いものでこれが現地に何日もいてそんな光景に目が慣れてしまうと、帰国後成田の税関職員が全員中学生ぐらいに見えてしまい、「おいおいこの国大丈夫か?」と思ってしまった。(笑)
[PR]
by Ujimichi | 2013-10-04 21:31

2013年 10月 03日
異種間コンビ
a0044783_2149296.jpg
タシギ Gallinago gallinago (手前)と チュウジシギ Gallinago megala (奥)

上の画像は2008年9月17日撮影のチュウジシギとタシギ。この2羽は一緒に首を伸ばして警戒し、一緒に畔の下へ降りて羽繕いをし、また一緒に畔に上がって並んで日光浴をし・・・という行動を繰り返し、見ている2時間以上のほとんどを一緒に行動していて、別種ながらまるで兄弟のように仲のいい凸凹コンビ?といったところでなかなか印象に残っている。また下の画像は2011年9月5日撮影で、この日はオオジ1羽とチュウジ2羽が一緒に行動するのを実に5時間に渡って観察している。

a0044783_21455018.jpg
オオジシギ Gallinago hardwickii (中央)と チュウジシギ Gallinago megala  2羽

一般に8-9月に見られるジシギ類はよく同種の幼鳥数羽が一緒に行動していることがあり、状況からもしかして兄弟/姉妹ではないかと想像することはよくあるが、しかしながらこうして異種間ですら兄弟/姉妹かと見紛うような状況がしばしばあるところを見ると、やはりそうそう簡単に決めつけることはできないようだ。実際こうした異種間コンビを兄弟姉妹と誤認している例も見たことがあるが、特にこうした繁殖期以外の観察では、もう少し慎重にあらゆる可能性を考慮してみる必要があるだろうと思う。
[PR]
by Ujimichi | 2013-10-03 22:10