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2015年 08月 04日
オオメダイチドリ
今年は春から忙しくて放ったらかしにしていたので久しぶりの更新。昨日撮影のオオメダイチドリ。見つけた時は陽炎の彼方だったが、最終的には目の前で水浴びも披露してくれたので暑いなりに行った甲斐はあった。それにしてもやっぱり見る度に嘴のデカさに感心してしまう。

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オオメダイチドリ

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オオメダイチドリ

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オオメダイチドリ (左) とメダイチドリ (右)

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by Ujimichi | 2015-08-04 16:56 | シギチ

2008年 09月 21日
メダイチドリの亜種
以前から一度取り上げようと思っていてそのままになっていたのだが、メダイチドリの亜種について。

メダイチドリの各亜種については、以前は本来の分布域で撮られた写真を見る機会が少なく、欧米の図鑑などの少ない情報源から識別を考えざるを得ない面が大きかった。しかし近年はインターネットの普及でそのあたりも随分様変わりしていて、例えば下記URLのサイトでは、アジア各地で撮られたメダイチドリの画像が50点以上も見られる。日本に通常渡来する亜種stegmanniおよびmongolusではなく、atrifronsやschaeferiとラベルされた画像もあり、しかも亜種名が無表記のものでも東南アジアやインドで撮影されたものが多数あるからにはそれら西方の亜種が多く含まれていると思うのだが、私はこれらを見た限りでは、確かに多少嘴が長めだったり尖っていたりはするものの、それほどオオメダイチドリにそっくりという印象は受けず、「やっぱりメダイはメダイ」という感じに見えるものが多いように思う。

http://orientalbirdimages.org/birdimages.php?p=1&action=birdspecies&Bird_ID=1021&Bird_Family_ID=109&pagesize=1
※画像の上の「Next」ボタンか、下のドロップダウンリストで他の画像を見られる。撮影地(Location)欄に注意しながら全て見てみると面白い。

日本国内のネット上などで時折「メダイチドリの(西方の)別亜種か?」などとして話題になるものは、私の目にはオオメダイチドリで何ら問題ないと思う例が(全てというわけではないが)非常に多い。まずオオメダイチドリ自体個体差はあるし、状況によって足や嘴が極端に長く見えたり案外そうでもなかったりということはよくあることだ。もちろん実際にメダイチドリの亜種schaeferiなどが少数渡来している可能性は否定できないし、その可能性を想定してメダイ・オオメダイを見てみるのも面白いと思う。しかしそれにしてもまずは通常見られる種や亜種の個体差や状況による印象の変化などに目を慣らす必要がある。また断片的な数枚の画像ではなく、できればある程度一個体に時間をかけて様々な角度や状況で観察・撮影し、その上で識別を考える必要もあるように思う。

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オオメダイチドリ(左) 2007.9.1 千葉県 右奥はメダイチドリ 
単独ではややわかりにくいかもしれないが、嘴は明らかに長大。チドリ類に限らず、一般に鳥は羽毛を膨らませていると嘴や足は短く見えることが多く、びたりと羽毛を寝かせている状況とは一見全く別の鳥のように見えることがある。亜種の問題を考える以前に注意が必要な点だ。

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オオメダイチドリ(上と同一個体)

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オオメダイチドリ(上と同一個体)とシロチドリ2羽

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オオメダイチドリ(上と同一個体)とミユビシギ、シロチドリ
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by ujimichi | 2008-09-21 20:55 | シギチ