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2009年 01月 26日
念のため
聞くところによると土日は結構人が出ていたそうなので、一応念のため注意書き。

カモメ類の観察は、魚の水揚げ作業、運搬トラックの往来等漁業活動の邪魔をしないこと(また自分が轢かれないこと^^;)、駐車マナー、ゴミは持ち帰る(―当たり前ですが)、などに注意して行いましょう。

それと特にカモメの場合、普通種を普段からよく観察したり、自分なりに調べたりしてある程度基礎を固めてないと、珍しい種だけいきなり見に行ってもなかなかその違いや価値を理解できません。中身をわからないまま他人を当てにして見せてもらってライフリストが一種増えればいいや・・・といった楽しみ方も自由かもしれませんが、それがあまりにあからさまだったり、特に親しいわけでもない人に一々教えを請うたりスコープに入れてもらったりとすると、日頃から自力で観察している人にとっては結構迷惑になってしまうことがありますのでその辺も少し注意してください。

またあえて言うならば、カモメ類の分類には諸説あり、あるカモメを見たとしてもそれが「1種」なのかどうかはどのような分類に拠るかで違ってくる可能性があることも一応理解しておいていただきたいと思います。例えばカスピセグロカモメ(cachinnans)とモンゴルカモメ(mongolicus)は、Olsen"Gulls of Europe, Asia and North America"では同種扱い(Larus cachinnans)になっています。またモンゴルカモメはセグロカモメ(vegae)の1亜種とされる場合もあります。カナダカモメとアイスランドカモメも同種とされる場合があります。

なお今回のカスピセグロカモメが観察されたのは把握している限り1月18日と19日の2日間のみです。
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by ujimichi | 2009-01-26 23:28 | カモメ

2009年 01月 25日
Caspian Gull
今年は例年より駐車スペースも狭くなっていたりするし、あまり宣伝してしまうのもさすがにまずいかな、というわけで今日までUPは控えていたが、一週間前(18日)に発見されたカスピセグロカモメは翌19日になんとか見ることができた。当日は朝現地に着くや否や一発で見つけられたし、飛んでもまた戻ったりと随分落ち着いた様子に見えたのだが、昼前に海の方へ飛んでいったのを最後に日没まで粘ったが結局戻ってこなかった。この土日も熱心な観察者が何人も朝から日暮れまでずっと張り付いて探していたものの残念ながら結局出なかったそうだ。あそこのカモメは居つくものもいるが1回出てそれっきりという個体も結構多いので、翌日行って見れたのはかなり幸運だったのかもしれない。

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カスピセグロカモメ Larus cachinnans cachinnans  2009.1.19
2005年に中東・オマーンで観察して以来久々の出会い。繁殖分布は黒海・カスピ海~カザフスタンあたりだが、ヨーロッパ各地でも繁殖期後に拡散した個体が観察される。特徴的な姿も手伝ってあちらのカモメ屋さんにも人気が高いようで、おかげで少し検索すれば参考画像には事欠かない。この個体のその他の画像はこちらから。
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by ujimichi | 2009-01-25 22:24 | カモメ