2011年 03月 17日
クロワカモメ
今日はなんだか午前午後の2度も計画停電があった。そんなに電力は足りていないのか。スーパー等の品不足も相変わらず。それとはまるで関係なく画像は8日撮影のクロワカモメ。

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クロワカモメ Larus delawarensis


a0044783_22241454.jpg著作権の問題もあるのであくまでごく小さく出しておくが、画像はアメリカの写真図鑑、John Farrand によるAudubon Handbookのクロワカモメのページで、左がEastern Birds(アメリカ東部版)で右がWestern Birds(アメリカ西部版)。買ったのは20年以上前だが、このページを初めて見た時、「クロワカモメの背中ってこんなに濃く見えるのか!」とかなり驚いたのをよく覚えている。それまではクロワカモメといえば一般的な図鑑の説明から、ユリカモメのように背中がごく淡いグレーなのだと思い込んでいたのだが、どうも必ずしもそうではないらしいということをこの時初めて知った。しかも東部版、西部版とも濃く見えるところがまた面白い。その後の北米での観察経験も踏まえると、平均的にはユリカモメとセグロカモメの中間くらいだが、個体や状況によってどちらにも近く見えるというのが実際のところのようだ。2002年以降銚子に連続渡来している上の画像のクロワカモメは、クロワカモメの個体差の中では比較的背中が濃い方に属する個体だろう(といってもカモメの群に入ると十分淡い方なのだが)。この個体が発見された当初から私はこの本の写真のように比較的濃く見える例を元々知っていたので全く違和感を持たなかったのだが、より限られた図版・写真や記述等による固定的なイメージを強く持つ人にはこの辺りが多少理解しにくかったようだ。

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by ujimichi | 2011-03-17 22:40 | カモメ


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