2011年 08月 26日
天国と地獄
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オオジシギ 幼羽→第1回冬羽

先日は現地に着くや否や幸先よくオオジシギ幼鳥1羽発見・・・と思ったら周りにもモゾモゾ動いている連中がいて結局5羽が行動を共にしていた。オオジに関しては近年なかなか一度にこれくらいの数を見る機会が少ないので嬉しかった。ところでその一方、このフィールドはなぜか昨年あたりから他の鳥(つまりジシギより綺麗でわかりやすい鳥?)狙いのカメラマンがやけに多い。通りがかりに「何がいるんですか?」などと聞いてくるので、ついついお人よしで何人かに「オオジシギです」と言ってしまったのだが、約一時間後には私の周りに10人ほどの人だかりができてしまった。それでもそれなりに思慮のある動き方さえしてくれればこちらも別に文句はないのだが、相変わらず鳥やそれを先に見ている人への近づき方、さらには一般通行者(車)に対する配慮という点でどうも無頓着な傾向が目立ち、嫌な予感がしていた矢先についに通りがかった車にクラクションを鳴らされ怒鳴りつけられる始末。こちらは普段極力一般の邪魔にならないようにと気を使って行動しているつもりなのに、人の良さが災いして間接的ながら迷惑行為の片棒を担いでしまったのかと思うと実に情けない。おまけにその中になんと「これは尾がオレンジ色だからタシギだ」「ここにオオジシギはいない」と主張するおじさんが出現するわ、周囲でそれを真に受けてオオジをタシギにしてしまう人が続出するわ、さらには「ジシギはわからないから面白くない」などという声が聞こえてくるわでまあ散々な気分だった。まあ無論そこでこちらの正体を明かして説明すればあっさりオオジで納得してもらえるのかもしれないが、何かもうそんなことにエネルギーを費やす気分でもないので黙って自分の観察・撮影に集中することにした。ここは十年来通った良好なフィールドの一つなので大変惜しいのだが、近年どうもこの手の煩わしいことが多く、昨年も随分不愉快な思いをしたので結局1回しか行かなかった。やはり今後はジシギ以外の鳥がほとんどいない他のフィールドでの活動を中心にするしかないのかなと思っている。
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by Ujimichi | 2011-08-26 05:28 | ジシギ


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