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2013年 03月 01日
またも同一個体!
せっかくなので再度皇居を覗いてきた。前回もいたこのカナダカモメだが、なんかどこかで見たことがあるような・・・?と考えていてはたと気が付いた。昨年12月25日の銚子で夕方最後に現れた白斑の大きな個体によく似ているのだ。というわけで帰宅後画像を比べると見事ドンピシャ!嘴の黄色味が増しているのは時期による変化だろうが、サイズや体格、顔つき、背の淡さ、そして何より初列風切P8-P6の白斑が特大で、P9とP10はがくんと小さい。P6の黒が白い羽軸により2つに分断されているのも同じ。さらに、飛翔時のP9は左翼ではミラーを欠く特異なパターンだが、右翼は通常のカナダカモメのパターンに近い。この左右非対称性はかなり決定的な特徴といっていいだろう。銚子と皇居では想像以上に個体の行き来は盛んなようだが、裏を返せば大型カモメが溜まる場所がそれだけ限られているということになるのかなとも思う。

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by Ujimichi | 2013-03-01 22:07 | カナダカモメ


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