画像は8日撮影の皇居のシロカモメ。正に東京のど真ん中でビルをバックに飛ぶカモメ類というのは、銚子とはまた違った面白さを感じる。
シロカモメ Larus hyperboreus
それにしても某モズの画像を載せているブログなどを見ていると、世の野鳥カメラマンの人工物嫌いは相変わらずだなあと思う。そもそも少し高い場所から地上を見下ろして餌を探す習性のあるモズ類が、足場として人工物を積極的に利用するのは私の感覚ではむしろ極めて「自然な」こと。もちろんそれが純粋にその人の好みや拘りなら全く構わないのだが、どうもそうではなく単に偏狭なセオリーに過剰に囚われているだけのように感じることも多い。そこまでして猫も杓子も人工物を忌み嫌い、観念的な「自然さ」を求めることがそんなに「自然な」こととは私は思わない。