2014年 01月 14日
コガモの色彩異常 
昨日の画像からコガモ。昨日の狙いはコガモを沢山見ることだったのだが、いかにもそれらしい川なのにものすごく少なくてかなりがっかりな結果になってしまった。


コガモ

 ところで最近ツイッタ―上でおかしな色彩のコガモが2件話題になっていたが、どちらも明らかに色が変な割に明確な他種の特徴が読み取れず、形もサイズも全くコガモそのもののようなので、雑種ではなくコガモの色彩異常と考えるのが妥当のように思う。鳥の色彩異常については二種類のメラニン(エウメラニン・フェオメラニン)の欠如や質的or量的な低下のパターンによって近年は主に6種類くらいに分類されているようで、その中には嘴や脚がピンクであったり、黒は減退しても赤・黄・茶色は影響を受けないものがあるので、雑種でなくとも“嘴の赤いコガモ”のような例が出現する可能性は十分あるように思う。 

ちなみに雑種について補足すると、海外の画像ではかなりとんでもない組み合わせのカモの雑種を見かけることがよくあるが、特にヨーロッパでは公園等で飛べないように翼端を切った水鳥を多数飼育している場所があり、 そうした移動を制限された中で同種の番の相手を見つけられず交雑の機会が高まる、またそれにより生じた雑種幼鳥が翼を切られる前に野外に脱出できてしまうといった状況があるようなので、その辺は少し割り引いて考えた方がいいように思う。

<参考文献>
British Birds January 2013, Colour aberrations in birds. 
Collins Bird Guide 2nd edition.



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by Ujimichi | 2014-01-14 16:05


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