メールを出しておいた東京都環境局から一応返事が来たのだが
、“ほとんど飛べません!”などのチラシに書かれてある内容の根拠については結局何一つ教えてもらえず、これまで言われているようなことをただ繰り返す内容ものだった。これではやはりこのキャンペーンが何一つ明確な根拠のないものであると判断せざるを得ない。現在、無責任なマスコミ報道もあいまって、不忍池のカモが「ほとんど飛べなく」なっているものと信じ込んでいる人が大勢いるはずだが、このような間違いを全国に広めた東京都環境局の責任は重い。
そもそも、不忍池の水鳥の餌付けは何十年も前から延々と続いてきた。むしろ近年は鳥の数も撒かれる餌の量もはるかに少なくなっている。従って今キャンペーンを中止したところで直ちに何か重大な問題が起こるわけではない。ここは早急に誤りを訂正し、キャンペーンのあり方をゼロから考え直すべきだろう。
<空高く舞うオナガガモ
2007.11.24 上野不忍池
ちなみに言うまでもなく、これは意図的に飛んでいる画像を選んだものだ。しかしこの場合は本当に飛んでいるものを飛んでいるものとして紹介しているのだから(あたりまえだが)何も問題はないだろう。
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東京都環境局自然環境部計画課
電話 : 03-5388-3505
メール: S0000631@section.metro.tokyo.jp
※当ブログは決して餌付けを積極的に肯定するものではありません。