連日トンボばっかりで何屋のブログだかさっぱりわからなくなってる気がするので(^^;、過去画像から2004年埼玉県のハリオシギを大きめに2点。当日は台風が通過した直後でまだ強風が吹き荒れていて、見事なまでに何一つ鳥がおらず、半ばやけくそ気味に歩いていたら二番穂の出た小さな田んぼでやっと1羽のジシギを見つけた。最初体の一部がチラチラ見えるだけでよくわからず、タシギでもオオジでもなさそうなのでまあどうせチュウジだろう、くらいに思っていたのだが、その後全身像を見てびっくり仰天した。最もわかりやすい部類の個体とはやや異なる点もいくつかあるのだが、それだけにハリオの個体差を把握する上ではむしろ興味深い個体だと思う。これ以後も関東で結構ジシギを見てきたつもりだが、いくらかハリオに似た点もあるけどまあチュウジだよな、というものを見たのが2回、あとは明らかにオオジ・チュウジ・タシギというものばかりで、こんな個体には以後1度も出会えていない。