近年夏~秋はトンボとジシギに時間を費やして干潟は放ったらかしなことが多いので、シギチにはちょっと遅めだが久しぶりに干潟へ行ってきた。それにしても昔は珍鳥だったミヤコドリの激増ぶりにはちょっとびっくりする。それと採餌中の群を見ていると、ミヤコドリってこんなに賑やかな鳥だったっけ?とも思う。昔は単独~せいぜい数羽程度で見ることが多く、声を聞く機会自体少なかったのだ。
幼羽
幼羽(~第1回冬羽)が結構混じっていた。
幼羽
飛翔を撮ってみると、成鳥(および第2回冬羽?)の風切の換羽状態は個体によってかなり色々だった。この個体は初列風切P10からP5まで6枚が旧羽
白い首輪のある個体
“首輪”は細く不明瞭でそれほど目立つものではなかった。
たぶん上と同一個体?
同じ個体。初列風切のパターンは特に他の個体と変わらない。
参考: ミヤコドリ 2005.1.15 オマーン 撮影:O.U
3亜種に分ける場合は亜種longipes、より細かく分ける場合はたぶんbuturliniに相当する?ようだが、いずれにしても首の白色部は非常に大きく、日本で見るミヤコドリ(亜種osculans)とは随分違う印象を受けた。飛翔時の初列風切も太い白色部がP10まで及び、かなり印象が異なる。