もう何年も前にヤンマのヤゴを見たことがある小さな水溜りを通りがかったのでふと思いついて何気なく傘の先でちょっと探ったら、なんとあっさり2頭のヤゴが出てきた。前の時は必要なポイントが撮れておらず、種類があやふやなままだったので今回はじっくり撮影。環境的にいかにもという感じだがやはりヤブヤンマのヤゴだった。ヤンマのヤゴというのはどうも裏返しにされるのが嫌いらしく、識別の注目点になる下唇部を撮ろうとしてもモゾモゾ動いてすぐうつ伏せに戻ってしまうので意外と大変。ところでこうして裏返してヤンマのヤゴの顔を見るたびに、一時期騒がれていた“宇宙人解剖フィルム”をなぜか思い出してしまう。
ヤブヤンマ
ヤブヤンマ